最近話題の光回線10ギガタイプ(BIGLOBE提供)を、IT系ライターが実際に契約して使ってみました。その体験談を綴るシリーズです。

高速インターネットならBIGLOBE光

BIGLOBE光10ギガをみる

みなさんはもう新しいiPhoneを入手しましたか?

筆者はiPhoneシリーズの偶数のナンバリングのものを契約すると決めているので、今回は見送りますが、iPhone 17シリーズではWi-Fi 7という通信規格に対応しています。(iPhone16シリーズから対応)

Wi-Fi 7は理論上で最大46Gbps(毎秒5.75GBで通信できるという意味です)という超高速なスピードでデータのやり取りをすることができる規格です。

Androidスマートフォンでも、Google Pixel 10シリーズはもちろん、Pixel 9シリーズがWi-Fi 7に対応していますし、Samsung Galaxy S25なども対応機種です。Androidでは基本的にWi-Fi 7のフル規格に対応していますが、Apple製品では独自チップの制限により最大約2.4Gbpsという通信速度です。

でも、自宅に敷設している光回線の回線速度が従来の1ギガ回線であれば、それ以上の速度を出すことができません。でも、本当にそれだけの違いがあるのでしょうか?

スピードテストのベンチマークをチェック

今回は、iPhone 16、Samsung Galaxy S25、Androidゲーム機AYANEO Pocket Sで確認してみます。どれもWi-Fi 7に対応しています。

また、計測ツールはOokla「Speedtest」です。以下の条件でそれぞれ5回測定し、その平均を結果として取り出しました。

パターン1(青)パターン2(赤)パターン3(黄)
回線タイプ10ギガ回線1ギガ回線1ギガ回線
無線LANルーター10ギガルーター(Wi-Fi 7)1ギガルーター(Wi-Fi 6)
対応周波数帯2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯2.4GHz帯/5GHz帯
伝送速度(理論値)22Gbps最大2.4Gbps

▲ダウンロード速度の測定結果です。最も通信速度の高かったGalaxy S25では、1ギガ回線との差が5倍以上に広がっています

▲アップロード速度の測定結果です。Galaxy S25では、10ギガ回線と1ギガ回線では10倍以上の差が生じました

  • 上記はあくまで筆者の環境で検証した結果であり、利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などによって速度は変わります。参考情報としてご覧ください。(10ギガ回線はBIGLBOE光10ギガ、1ギガ回線はSoftBank光1ギガ/ルーターはE-WMTA2.4)

このように、せっかく最新の通信規格に対応している端末でも、敷設している回線速度によって、快適さに大きな差が生じてしまうのです。

Wi-Fi 7ルーターは10Gbps対応の製品が主流

1ギガの光回線を契約する際に、一緒に無線LANルーターを購入することもあるでしょう。しかし、多くのプロバイダでは、高性能とはいえWi-Fi 6に対応した(Wi-Fi 7非対応の)ルーターをレンタル品として提供したり、販売したりすることがあります。

それに対して、Wi-Fi 7に対応した無線LANルーターは10ギガの光回線を前提として設計されており、10ギガ回線を最大限に楽しむにはWi-Fi 7に対応した無線LANルーターが必要だということです。

iPhone 17シリーズや最新のAndroidスマートフォンを手に入れたのであれば、理論値ではありますが40Gbpsで通信できるという圧倒的なポテンシャルを最大限に活かすためにも、10ギガの光回線にWi-Fi 7対応の無線LANルーターを組み合わせるのが最適というわけですね。

【徹底解説】10Gbps(10ギガ)LANケーブルとは?選び方から種類、活用方法まで

BIGLOBE光ならWi-Fi 7に対応した無線LANルーターを同時購入できる

10ギガ回線を契約しても、利用中の無線LANルーターが使えるかどうかわかりませんし、何を買えば良いのか判断しづらいかもしれません。

しかし、BIGLOBE光なら、Wi-Fi 7に対応した無線LANルーターを同時に申し込めます。これにより、工事直後に高速通信の恩恵にあずかれるようになりますよ。