光回線とケーブルテレビ回線の違いは?速度や料金の違いからおすすめの人の特徴を徹底解説
T.A
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自宅のインターネットを契約する際に、光回線かケーブルテレビ回線で迷う人もいるでしょう。
どちらも一般住宅で使用されている固定回線ですが、特徴が異なります。固定回線は一度契約したら長く使用するものであるため、特徴を理解して自分に合っているところを選ぶことが大切です。
本記事では光回線とケーブルテレビ回線について、両者を比較しながら違いを解説していきます。
ケーブルテレビと光回線の違いは?
ケーブルテレビ回線と光回線は、主に速度面と料金面で違いがあります。では、それぞれの違いを簡単に見ていきましょう。
ケーブルテレビと光回線の違い:速度面
ケーブルテレビ回線と光回線は、通信速度が大きく異なります。ケーブルテレビ回線の最大通信速度は120Mbps〜1Gbps程度ですが、光回線の最大通信速度は1Gbpsが主流です。最近では10Gbpsのプランも提供されています。
いずれも最大通信速度は理論値で、実際にその速度で通信できるわけではありません。しかし、理論値に大きな差があれば実際に出る速度も相応に差が出ます。
ケーブルテレビと光回線の違い:料金面
光回線の料金は、戸建て住宅向けのファミリータイプと集合住宅向けのマンションタイプにわかれています。マンションタイプの方がやや安価な料金設定です。
また、回線とは別にプロバイダ料金もかかりますが、最近ではプロバイダとセットの「コラボ光」と呼ばれるサービスを提供している回線事業者が多いです。
これに対して、ケーブルテレビ回線は、ケーブルテレビのサービスのオプションとして扱われています。すでにケーブルテレビを契約している場合には、回線の料金はオプション料金という形です。
光回線とは高速通信ができる通信回線
光回線とは、光ファイバーケーブルを使用して通信する仕組みの通信回線です。データを光信号で送受信するため、高速で通信できます。外的な環境に影響されることもないため、通信が安定しやすいのも特徴です。
戸建住宅で光回線を利用する際には、近くの電柱から光ファイバーケーブルを引き込んで、室内に通します。主にエアコンダクトなどから通すケースが多いです。マンションでは、共用部分まで光ファイバーケーブルを引き込んだうえで、各戸へ配線します。
光回線について詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。
光回線とは?【入門編】 仕組み・メリット・選び方を解説
光回線のメリット
光回線には次のようなメリットがあります。
通信速度が速く、快適に利用しやすくなる
光回線で使用されている光ファイバーケーブルは、内部で光が反射しながら進むことで通信しています。
この仕組みにより、距離にかかわらず非常に高速な通信を実現しやすくなります。
また、光ファイバーケーブルの素材は石英ガラスやプラスチックなどであり強度が高いため、外的な影響もほとんど受けません。
通信速度が速く、そのうえ安定性も高いことが、快適な通信につながっているというわけです。
テレビの視聴はアンテナの設置が不要
回線事業者によっては、光回線を利用してテレビを視聴できるサービスをオプションとして提供しています。そのようなテレビサービス(光テレビ)を利用する際には、光回線で映像データを受信する仕組みのため、テレビアンテナが不要なのがメリットです。
通常のテレビの場合には、台風や大雪などの影響で一時的に視聴できなくなることもありますが、光テレビなら天候の影響を受けにくいです。また、アンテナを設置しないことで、自宅の外観をスッキリと保てます。
「光テレビ」について詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。
光回線でテレビを見る時の接続方法を解説!仕組みやメリットも紹介
光電話との併用で料金が安くなる
光回線では、回線事業者の多くがオプションとして電話サービス「光電話」を提供しています。光回線を使用して通話する仕組みですが、使い勝手は通常の固定回線とほとんど変わりません。市外局番から始まる電話番号を使用できて、FAXも使用できます。
にもかかわらず、月額基本料や通話料が安価になることが一般的です。
通常の固定回線から光電話に乗り換えれば、電話の使用環境はほとんど変わらず通信費の削減を期待できるということですね。
スマホとセットで割引が適用されることがある
回線事業者の中には、スマホとセットで契約する場合を対象にして割引サービスを提供しています。対象となるキャリアやプランなどは回線事業者によって異なりますが、スマホの月額料金から毎月500〜1,000円程度割引されるという内容が多いでしょう。回線事業者によっては、契約者本人のスマホだけでなく、家族のスマホも対象になる場合もあります。
光回線のデメリット
光回線を利用する際には次のようなデメリットも認識しておきましょう。
エリアや建物の関係で利用できないケースがある
光回線は光ファイバーケーブルが敷設されているエリアでのみ利用できます。現在では全国の大半のエリアで敷設済みですが、山沿いの地域や人口の少ない地域などでは敷設されていないこともあります。
また、近くの電柱から自宅内へ光ファイバーケーブルの引き込みが必要です。自宅と電柱との位置関係によっては引き込みが困難な場合も稀にあります。
立ち会いをともなう工事が必要になる場合がある
光ファイバーケーブルを引き込む際には工事を行いますが、自宅内や敷地内に作業員が入るため立ち会いが必要です。
ただし、賃貸住宅などで前の入居者が使用していた光ファイバーケーブルが残っている場合には、そのまま使用できることもあります。その場合には立ち会いは不要です。
持ち運びができない
光回線は固定回線であるため、自宅外での使用はできません。Wi-Fiルーターを使用すれば電波が自宅の周辺まで届くこともありますが、基本的に自宅内でのみ使用するものです。
外出先で使用したい場合には、光回線とは別にモバイルルーターなどのサービスを利用する必要があります。
通信速度が遅くなる時間帯がある
光回線は基本的には高速で安定していますが、利用者が多い夜の時間帯には多少速度が遅くなることもあります。マンションの場合には、1本の光ファイバーケーブルを複数世帯で使用していることになるため、速度が落ちやすいです。
解約時に違約金が請求されるケースがある
光回線は契約期間が決められており、更新のタイミング以外のときに解約すると違約金を請求される場合があります。また、工事費用のキャッシュバックなどのキャンペーンが適用されている場合には、一定期間内に解約すると残金を請求されることもあるため注意しましょう。
ケーブルテレビの回線を使う場合のメリット
ケーブルテレビ回線を利用する際には次のようなメリットがあります。
ケーブルテレビのチャンネルを見ることができる
ケーブルテレビは元来、テレビ番組を配信するサービスです。契約していれば、地上波やBS、CSなどのテレビ番組を視聴できます。映画やアニメ、スポーツなど特定のジャンルに特化した専門チャンネルもあり、さまざまな番組を楽しめるのがメリットです。
アンテナがなくてもテレビを見ることができる
ケーブルテレビは文字どおりケーブルを使用して番組を配信しているため、アンテナなしで地上波のテレビ番組を視聴できます。ただし、BSやCSを視聴する際にはアンテナやチューナーが必要です。
光回線を引けないケースにインターネットの利用ができる
ケーブルテレビ回線なら光ファイバーケーブルが敷設されていないエリアでも利用できます。また、建物の関係で光回線を利用できない場合にも、代わりにケーブルテレビ回線が利用されることが多いです。
ケーブルテレビの回線を使う場合のデメリット
ケーブルテレビ回線を利用する場合には次のようなデメリットも認識しておきましょう。
光回線よりも通信速度が遅い
ケーブルテレビ回線は、同軸ケーブルを使用してデータを送受信するため光回線と比べると、速度が遅いのがデメリットです。用途によっては、ストレスに感じることもあるかもしれません。
月額料金が光回線よりも高い場合が多い
ケーブルテレビ回線は単体での契約はできません。ケーブルテレビのサービスを契約したうえでオプションを付ける形で利用します。ケーブルテレビのサービスと回線の費用を合わせて支払うため、光回線よりも高額な場合が多いのがデメリットです。
地域によっては事業者が限られる
ケーブルテレビのサービスを提供している事業者は地域によって異なりますが、1社のみという地域も少なくありません。その場合には、選択の余地がないのがデメリットです。サービス内容などが自分に合わなくても、その事業者を利用せざるを得ません。
ケーブルテレビか光回線どちらを選ぶべきか?
光回線を利用できない地域や建物の場合には、ケーブルテレビを選ぶことになります。また、テレビを見る習慣のない人なら、ケーブルテレビを契約するメリットはないため、光回線を選ぶのがいいでしょう。
どちらも利用できる環境で迷っている場合には、普段のインターネットの用途を考慮して決めることが大切です。
光回線の利用がおすすめな人の特徴
光回線がおすすめの人の特徴を見ていきましょう。
動画やゲームをよく利用し、快適に楽しみたい人
動画を視聴したりオンラインゲームをしたりすることが多い人なら、光回線が向いています。光回線なら高速で安定しているため、4Kや8Kなどの高画質の動画を視聴する場合でも、途切れることはほとんどありません。オンラインゲームもジャンルによっては回線速度や安定性が重視されます。快適に楽しむには、光回線がおすすめです。
複数の機器を同時に接続して使うことが多い人
最近では1人で複数のデバイスを使用している人も多く、ファミリー世帯なら同時接続する機器が10台以上ということもよくあります。
一方で、1つの機器での通信量は大したことなくても、全部合わせると大容量の通信になってしまうことも珍しくありません。複数の機器を同時に接続して使用することが多い人は、大容量の通信が可能な光回線がおすすめです。
ケーブルテレビの回線がおすすめな人の特徴
次に、ケーブルテレビ回線がおすすめの人の特徴を見ていきましょう。
通信の速さよりも価格を重視したい人
すでにケーブルテレビを契約していれば、オプションを付けるとケーブルテレビ回線を利用できます。オプション料金だけなら光回線の月額料金より安いことが多いため、通信速度より価格を重視したい人におすすめです。
テレビとセットで契約したい人
地上波の電波が届きづらい地域などで、テレビとインターネット回線をセットで契約したい人にもケーブルテレビはおすすめです。契約も料金の支払いも1箇所で済みます。
ケーブルテレビから光回線に乗り換えるならBIGLOBE光
現在ケーブルテレビ回線を利用していて、光回線に乗り換えたいと考えている人もいるでしょう。その場合にはBIGLOBE光がおすすめです。BIGLOBE光なら、通常の1ギガタイプの他に、より高速な10ギガタイプ*も提供しています。工事代金の実質無料特典やスマホとのセット割引などお得なサービスも多くありますので、ぜひご検討ください。
- 10ギガは一部エリアでの提供。10ギガ対応ルーターが必要。利用機器・宅内配線・回線混雑などにより速度低下あり。
まとめ
ケーブルテレビ回線と光回線は一長一短あるため、それぞれの特徴をよく理解したうえで自分に合う方を選ぶようにしましょう。ただ、最近では速度が要求される用途が多く、複数のデバイスを同時接続することも多いです。どちらか迷った場合には光回線を選ぶのが無難でしょう。

Contributor T.A
















