一人暮らしにおすすめのWi-Fiは?月額料金や選び方、安く抑えるための方法を解説


T.A
- 本記事は作成時点の内容です。
光回線が導入されていない賃貸アパートで一人暮らしをする際には、インターネット回線をどうするか迷っている人も多いのではないでしょうか。Wi-Fiなしで一人暮らしをしている人もいるかもしれませんが、Wi-Fiがあったほうが便利です。
本記事では、一人暮らしで利用できるWi-Fiについて、種類や選び方を解説していきます。
一人暮らしにWi-Fiを導入する魅力って?

一人暮らしでWi-Fiが本当に必要なのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
モバイル回線によるテザリングで事足りるように感じるかもしれませんが、一人暮らしでWi-Fiを導入するのには次のような魅力があります。
より安定した通信が期待できる
Wi-Fiがない環境でノートPCを使う際には、スマホのテザリングを利用することになると考えられます。
しかしテザリングは通信が不安定で、突然通信が切れてしまうこともあります。
その点、光回線はもちろん、ポケット型Wi-Fiやホームルーターなら安定した通信が期待できるのが魅力です。
また、テザリングでは十分な速度が出ない可能性もあります。容量の大きいファイルを送受信したい場合などには、どうしても時間がかかってしまうでしょう。光回線やポケット型Wi-Fi、ホームルーターならその点の心配も減ります。
例えば、光回線なら1Gbpsのプランが定番ですが最近では10Gbpsのプランも広がりつつあります。
WiMAXなら下り最大4.2Gbpsの速度で通信可能です。auの回線に加えて、WiMAXの独自回線も使用する仕組みのため、高速で安定した通信を実現しています。
- 速度についての記述はいずれも理論値です。
スマホのデータ容量にヒヤヒヤしない
スマホでテザリングをして通信すれば、その分だけデータ容量を消費します。
頻繁にテザリングをしていると、通信容量がすぐに足りなくなってしまうこともあるでしょう。
ポケット型Wi-Fiやホームルーターがあれば、そのような心配はありません。
データ容量はスマホとは別になっているため、仮にデータ容量を使い果たしたとしても、スマホでは問題なく通信できます。
無制限のところを利用すれば、使い果たしてしまう心配もありません。
複数端末で楽しめる
ポケット型Wi-Fiやホームルーターは、端末の同時接続に対応しています。
最大で20〜30台程度同時接続可能なため、スマホを接続した状態でPCも使いたいときなどに便利です。
来客時や、外出先で友人などと一緒に使うこともできます。
ポケット型Wi-Fiやホームルーターならすぐに開通する
ポケット型Wi-Fi・ホームルーターは、契約後に実際に使えるようになるまで時間がかからないのも魅力です。
契約手続きが完了すると、1週間程度で自宅に端末が送られてきて、充電すればすぐに使用できます。
引っ越し先でも使える
ポケット型Wi-Fiやホームルーターを利用中に引っ越しをすることもあるでしょう。
光回線と違って工事が不要なため、引っ越し先でもそのまま使用できます。
住所変更手続きが必要ですが、大半の通信会社ではスマホから簡単に行えるため手間がかかりません。
一人暮らしのWi-Fi料金はどれくらい?
一人暮らしでWi-Fiを利用する場合の料金は、ポケット型Wi-Fi、ホームルーターで考えると月額で3,000〜5,000円程度が平均的な金額です。ただ、利用する通信会社や回線の種類などによっても差があります。
また、光回線の場合には、上記の平均的な金額を超えるケースが多く、5,000〜6,000円程度が目安です。
一人暮らしのWi-Fiは工事不要のWiMAXがおすすめ

ポケット型Wi-Fiやホームルーターなら、工事なしで導入でき、一人暮らしをする人におすすめです。
通信が安定しており、複数端末の同時接続もできます。
通信会社やプランを選ぶ際には、データ容量や料金、最低利用期間などをチェックしておきましょう。
WiMAXならデータ容量は無制限*1で利用できますので、ぜひご検討ください。
- 大量利用では混雑時に速度制限する場合があります。また「プラスエリアモード」ご利用時には速度制限があります。
一人暮らしで利用できるWi-Fiは?

一人暮らしでWi-Fiを利用する際には、次のような方法があります。では、それぞれの方法の特徴を見ていきましょう。
ポケット型Wi-Fi
ポケット型Wi-Fiは、持ち運び可能なWi-Fiルーターのことです。
スマホと同じく4GやLTE、5Gなどのモバイル回線を使用します。
自宅用回線としても使えますし、自宅外でもタブレット端末やノートPCを使いたい人におすすめです。
ホームルーター(コンセントWi-Fi)
ホームルーターも、スマホと同じモバイル回線を使用して通信しますが、コンセントに挿して使用するのが特徴です。
ポケット型Wi-Fiと違って持ち歩くことはできません。
自宅でのみWi-Fiを使用したい人におすすめです。
光回線
光回線は光ファイバーケーブルで通信する回線のことで、ポケット型Wi-Fiやホームルーターと比べても通信が安定しており、速度も上がります。
物件によっては共用部分まで回線が引き込まれていたり、既に室内まで配線されていたりする場合もあります。光回線未導入の物件でも、オーナーや管理会社の許可を得れば工事をして光回線を導入することもできます。ホームルーターと同様に自宅でのみWi-Fiを使用したい人におすすめです。
また、光回線でWi-Fiを使用する際には、Wi-Fiルーターを別途用意する必要があります。
一人暮らしのWi-Fiの選び方

一人暮らしで普段から自宅でWi-Fiを使用する機会があるなら、モバイルルーターかホームルーターがおすすめです。
さまざまな通信会社でサービスを提供していますが、次のような点に着目して選びましょう。
データ容量の選び方と目安
ポケット型Wi-Fiやホームルーターは、データ容量に制限が設けられているものと無制限のものがあります。
高画質動画を視聴するなど、データ容量を多く消費する用途で使用する予定なら、無制限の通信会社やプランを選ぶのがおすすめです。
データ容量をあまり多く使用しないなら、少容量で料金の安い通信会社やプランを選ぶのが良いでしょう。
データ利用量の目安としては、SNSの閲覧なら1〜4時間程度で1GB消費します。画像や動画が多い場合にはデータの消費容量も多いです。
YouTubeなどの動画なら標準画質で1.5時間程度視聴すれば1GB消費します。
LINEやメールなど文字のみの送受信ならほとんど容量を消費しません。LINEなら1通あたり約3.3KB程度のため、1GBあれば約30万通も送信できます。
メールなら1通あたり約5KBのため、1GBで送信できる数は約20万通です。
主な用途がWebサイトの閲覧やメールなどの場合には、月に20GB程度の容量で十分間に合うことが多いです。
料金の安さで選ぶ
ポケット型Wi-Fiやホームルーターの月額料金は3,000~5,000円台が相場です。
また通信会社によっては、データ容量が少なめで安いプランを設けているところもあります。
対応しているエリアで選ぶ
通信会社によって対応エリアが異なります。特に光回線の場合には、エリアによる利用可能な回線事業者の違いが大きいです。たとえば、ダークファイバーと呼ばれることもあるauひかりとNURO光は独自回線を利用しており、一部の都道府県では利用できません。西日本のエリアでは電力会社系の光回線もありますが、その電力会社の供給エリアに限定されています。光回線を利用するのであれば、自分の住んでいるエリアに対応しているのかどうかチェックしておきましょう。
また、ポケット型Wi-Fiやホームルーターの場合には、モバイル回線を使用しているため、全国で利用できます。
【参考記事】
▼ダークファイバーの基本知識!特徴・メリット・デメリットを一挙解説
通信速度で選ぶ
通信速度に関しては、もっとも速いのが光回線で次いでホームルーター、ポケット型Wi-Fiという順番と考えて問題ありません。
オンラインゲームなど、速度が重視される用途で使用するのであれば、光回線を選ぶのがいいでしょう。とくに最近では、一般的な1Gbpsプランに加えて10Gbpsプランも広がりつつあり、オンラインゲームなどをする方にはぜひご検討いただきたいものです。エリアや物件などの事情で光回線を利用できない場合には、ホームルーターがおすすめです。
ただし、WiMAXなど一部のホームルーターやポケット型Wi-Fiでは、光回線と同程度かそれ以上の速度が出る場合もあります。一般的な光回線の最大通信速度は1Gbpsですが、WiMAXの下りの最大通信速度は4.2Gbpsです(どちらも理論値)。
契約する期間もチェック
通信会社やプランによっては2〜3年程度の最低利用期間を定めているところもあります。
最低利用期間を経過せずに解約する場合には、解約金が発生する場合もあるため、契約前によく確認しておきましょう。
不安な場合には、最低利用期間の設定がない通信会社やプランを選ぶのが無難です。
住むアパートのネット環境をチェックしよう

最近ではもともと光回線を導入している賃貸アパートも少なくありません。
最初にこれから住むアパート(または、住んでいてインターネットを使っていないアパート)のネット環境を確認しましょう。
物件情報に「インターネット完備」や「インターネット無料」などの記載があれば工事済みです。
「インターネット完備」なら契約をするだけでつながるようになり、「インターネット無料」ならオーナーや管理会社が契約しています。
このような記載があるアパートなら、工事なしでも光回線が利用可能です。
- これらの表記に明確な定義があるわけではありません。目安としてご覧いただき、実際にどういう意味なのかは管理会社や不動産屋さんに確認してください。
インターネット完備の物件とは?
「インターネット完備」と表記されている物件は、オーナーや管理会社の方で回線の工事と契約を済ませている物件のことです。入居後すぐにインターネットを使用できます。ただし、プロバイダーや回線事業者を自分で選ぶことはできません。
インターネット完備の物件について詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。
▼賃貸物件のインターネット完備・対応・無料はどう違う?
一人暮らしのWi-Fiに関するよくある質問

一人暮らしのWi-Fiに関してよくある質問とその回答を見ていきましょう。
一人暮らしのWiFiはいくらぐらいする?
光回線の場合には月額5,000円前後です。ポケット型Wi-Fiやホームルーターなら平均3,000〜5,000円程度で利用できます。
一人暮らしにおすすめの安いWi-Fiは?
安いという意味で考えると、一人暮らしで使うWi-Fiならポケット型Wi-Fiかホームルーターがおすすめです。通信容量をそれほど多く使わないなら、データ容量に制限のあるものを選ぶと、さらに料金を抑えられます。
一人暮らしでWiFiを使うメリットは?
一人暮らしでもWi-Fiがあれば、PCやタブレットを使用する際にテザリングせずに済むのがメリットです。手間がかからずスマホのバッテリーに負担をかけることもありません。速度も安定しており快適に通信できます。
一人暮らしにおすすめのWi-Fiのまとめ
一人暮らしでもWi-Fiがあると非常に便利で、月額3,000〜5,000円程度で導入できます。
工事なしですぐに使いたい方にはポケット型Wi-Fiやホームルーターがおすすめです。
一方、通信速度を求める方には光回線でのWi-Fi利用がおすすめです。
スマホのテザリングだけでは不便だと感じている人は、ぜひWi-Fiの導入を検討してみてください。光回線なら高速で安定しているビッグローブ光をご検討ください。
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