知っておくと便利!Wi-Fiモデルのタブレットを外で使用する方法
T.A
- 本記事は作成時点の内容です。
Wi-Fiモデルのタブレット端末は、屋内での使用を想定しているため、SIMカードを入れることができません。たまに屋外で使いたい用事ができたときには、不便に感じる人もいるでしょう。
そのようなとき、Wi-Fiモデルでも、簡易的・臨時的に屋外で使えるようにできる方法をご紹介します。
テザリングでインターネットに接続できる
スマホにはテザリングという機能があります。これは、スマホをモバイルルーターのように利用することで、他のデバイスをインターネットに接続することができる機能です。
Wi-Fiモデルのタブレット端末も、スマホでテザリングすれば、屋外でも使用可能になるというわけです。
そして、テザリングには次の3つの方法があります。
1.Wi-Fiテザリング
Wi-Fiテザリングは、Wi-Fiの電波でスマホとタブレット端末を接続する方法です。速度が出やすく、手軽に接続できるため、もっとも広く利用されています。対応機種も多く、複数のデバイスを同時に接続することも可能なので、使い勝手はよいでしょう。
ただし、Wi-Fiテザリングを行っているときには、バッテリーの消耗が激しくなるのがデメリットです。
また、Wi-Fiは理論上、電波範囲内なら誰でも使えるため、セキュリティ面には要注意。接続時、スマホ画面に表示されたパスワードを悪意のある人に見られてしまうと、勝手に接続される可能性もあるので、パスワード管理には十分気をつけてください。
タブレットでの動画視聴にも十分対応できるので、出先でさっとインターネット接続したいというときには、Wi-Fiテザリングが向いているでしょう。
Wi-Fiテザリングの接続方法
Wi-Fiテザリングを行う際には次のような手順で行います。
スマホがAndroidなら「パーソナルホットスポット」をONに、iPhoneなら「インターネット共有の「ほかの人の接続を許可」をONにしましょう。
▲Android端末の選択画面
そうすると、タブレットの方ではWi-Fiのネットワークの一覧に自分のスマホが表示されるので、それを選択すれば接続できます。
▲タブレット画面
HUAWEI MediaPad T5 [設定]→[無線とネットワーク]→[Wi-Fi]の画面
2.Bluetoothテザリング
Bluetoothテザリングは、スマホとタブレットをBluetoothで接続する方法です。
バッテリー消費は比較的緩やかですが、速度はあまり速くありません。また、同時に接続できるデバイスは1台のみです。不便な面もありますが、最初に接続する機器をペアリングすればそれ以外のデバイスが接続することはできないので、セキュリティリスクが低いことはメリットと言えるでしょう。
Bluetoothテザリングは、Webサイトの閲覧やSNS、メールチェックなどの作業をじっくりとしたい場合に向いています。動画視聴やゲームなどは速度的にやや厳しいかもしれません。
Bluetoothテザリングの接続方法
Bluetoothテザリングを行う際には、タブレットの方の操作であらかじめペアリングをしておく必要があります。
▲タブレット画面
HUAWEI MediaPad T5 [設定]→[デバイス接続]→[Bluetooth]の画面
接続する際にも、タブレットの方の操作で行います。ペアリングも接続もイヤホンなどを使うときとほぼ同じ操作です。iPhoneの場合には、あらかじめインターネット共有の「ほかの人の接続を許可」をONにしておく必要があります。
3.USBテザリング
USBテザリングは、スマホとタブレットをUSBケーブルで接続する方法です。
有線接続のため速度は3つの方法の中でもっとも速く、セキュリティ面も安心です。USBケーブルを通じて給電することもできます。タブレットの充電はしっかりしておく必要がありますが、バッテリー残量にそれほど神経質にならなくて済むのは、大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、ケーブルを準備しなければならないため、やや手間がかかります。また、機種によってはUSBテザリングに対応していないこともあるため、確認が必要です。USBテザリングは、スマホのバッテリー残量が気になるときや長時間使用するとき、高速通信したいときなどに向いているでしょう。
USBテザリングの接続方法
USBテザリングの接続方法は、次の通りです。
Androidでは、ケーブルを接続後スマホの方に「USBをファイル転送に使用しますか」と表示されるので「はい」を選択。そして、「アクセスポイントとテザリングの設定」で「USBテザリング」をONにすると接続できます。
iPhoneでは、ケーブルを接続してからインターネット共有の「ほかの人の接続を許可」をONにするという手順です。
テザリングでタブレットを使うときの注意点・デメリット
テザリングでタブレットを使用する際には次のような点に注意が必要です。
バッテリー消費
テザリングの方法によっては、バッテリーの消費が激しくなります。そのため、あまり長時間の使用には向きません。バッテリー残量が少ないときにテザリングをすると、あっという間にバッテリーがなくなることもあります。
通信容量
テザリングで消費した通信容量はスマホの通信容量に合算されます。自宅のWi-Fiに接続しているときと同じ感覚で利用していると、通信容量を使いすぎてしまうこともあるため注意しましょう。
通信業者によっては制限があることも
通信業者によってはテザリングがオプションになっていたり、利用できる容量が限られていたりすることもあります。テザリングを利用して屋外でタブレットを使用する際には、希望する方法で接続できるかどうか事前に確認しておくのが無難です。
本記事で紹介した方法でテザリングができない場合には、利用中の通信業者のサービス内容を確認してみましょう。
テザリングは簡易的な方法!基本は自宅の光回線で
テザリングを利用できれば、旅行に行くときなどに便利です。スマホよりも大きなタブレットやノートPCの画面で、自宅と同じように動画を見たり電子書籍を読んだりできます。
しかし、テザリングはあくまで簡易的・臨時的な接続方法です。速度や通信容量の制限も多いため、頻繁に屋外でタブレットを使用する場合には、デメリットの方が目につくかもしれません。Wi-Fiモデルなら、やはり基本的には光回線のある環境で使用するのがおすすめです。
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- 2024年11⽉1日時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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Contributor T.A