光回線の解約金は月額料金が上限!ただし例外があるので注意
堀本一徳
今やいろいろな事業者が独自にプランを展開している光回線業界。光回線の契約そのものが安いものから、光回線と別のサービス(携帯代や電気代など)を組み合わせて割引を受けられるものなどお得なプランが多数見受けられます。自分の利用環境でお得になるプランがあるのなら乗り換えたくなるものです。
一方で、光回線を乗り換えるときに、気になるのが解約金。いくら乗り換え先のプランがお得だったとしても、契約中の光回線の解約金が高すぎるのでは気軽に乗り換えることができません……。そこで、今回は光回線の解約金がいくらくらいになるのかを解説します。
また、光回線の解約金が発生するケース、光回線解約時に解約金以外で知っておきたい知識などについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
光回線の解約金が発生するケース
まずは、どのようなケースで光回線の解約金が発生するのかを解説しましょう。
最低利用期間内で解約する
多くの事業者は光回線の契約に最低利用期間を定めています。
たとえば最低利用期間を2年と定めているプランであれば、2年以内に解約すると解約金が発生するというものです。
更新月以外で解約する
また、事業者の多くは光回線の契約に更新月を定めています。
多くの場合は契約満了月またはその翌月までを更新月とし、その期間は解約金がかからず、更新月以外に解約すると解約金が発生するものです。
光回線の解約金は月額料金が上限
2022年2月22日に改正された電気通信事業法により、2022年7月1日以降に締結された契約については、光回線の解約金は月額料金が上限とされました。
例えば、月額料金5,000円であれば、解約金の上限は5,000円となるわけです。
これまで光回線の解約金は事業者が自由に定めていたので解約金が高額になることも珍しくありませんでした。電気通信事業法の改正のおかげで高額な解約金を請求される心配がなくなり、乗り換え時期も比較的柔軟に考えられるようになったといえます。
光回線の解約金にまつわる注意点
ただし、必ずしも解約金が月額料金内に収まるとは限らないので注意しましょう。
2022年7月以前に契約している方は適用外
前項で解説した通り、解約金の上限が光回線の月額料金となるのは、あくまでも2022年7月1日以降に締結された契約についてのみです。
2022年6月30日までに契約していた方は、これまで通り事業者が自由に定めた解約金(10,000円弱〜20,000円強が一般的)が請求されるので注意してください。
オプションの解約金は光回線とは別で計算
光回線を契約する際、オプションサービスも一緒に契約している方は多いと思いますが、それらオプションにかかる解約金は光回線とは別で計算します。
なお、オプションの解約金も光回線と同様に月額料金が上限です。
例えば、光回線の月額料金が5,000円、オプションが2,000円だとすると、光回線とオプションを解約した場合、解約金の上限は実質7,000円となります。
法改正でこれらの請求も禁止になった!
ちなみに、2022年2月22日に改正された電気通信事業法では、光回線の解約に際して以下のようなものの請求も原則として禁止となりました。
- 事業者変更手数料(オプションの手続きの料金は除く)
- 光回線の工事費用(まだ残債が残っている場合は除く)
- レンタル物品返送料(利用者が返送手段を選べる場合は除く)
ただし、光回線の工事費用に関しては、光回線の契約期間に応じて工事費を月々割引していたような契約の場合、残債分は請求されるので注意してください。
今後、光回線は乗り換えしやすくなる!
今回は、光回線の解約金の現状について解説しました。
2022年2月22日改正の電気通信事業法により、2022年7月1日以降に締結された契約については、光回線の解約金は月額料金が上限とのことでした。
一方で、2022年6月30日以前に締結された光回線の契約については、これまでと同じく事業者が自由に定めている解約金が請求されてしまいます。契約時期が不確かという方は一度、契約書類を確認してみるといいかもしれません。
ただし、仮に2022年6月30日以前に光回線を契約された方でも、更新月中に乗り換えれば解約金は一切かかりません。そこから別の光回線に乗り換えれば、以降はいつ解約しても光回線の解約金の上限は月額料金となります。
今や光回線の乗り換えはしやすくなっているので、今より月額料金が安いところ、プランがお得なところを見つけた際はぜひ乗り換えを検討してみてください。
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