Excelでデータを処理していると、いろいろな用語を目にします。中には、「これってどういう意味?」とよくわからない用語も多いものです。そのせいでExcelは初心者にはハードルが高く感じてしまうかもしれません。
そこで、Excelでデータを扱ううえで知っておきたい用語をまとめました。基本の用語と、Excelをより使いこなすのに役立つ用語の2種類に分けて解説していますので、Excelの用語でつまづいている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
Excelでまずは覚えたい基本の用語集
まずは、Excelでまず覚えておきたい基本の用語集です。
数式
Excel内で計算を行うための命令です。「=」から始まり、数字や演算子、関数などを組み合わせて作成します。
関数
計算や操作を簡単に行うためのプログラムです。以下のような関数があります。
SUM:数値を合計する
AVERAGE:数値またはデータの平均値を求める
MAX/MAXA:数値またはデータの最大値を求める
LARGE:大きいほうから何番目かの値を求める
MODE.MULT:複数の最頻値を求める
セル
Excelの表の一つひとつの枠のことです。セルにはデータや数式を入力します。
セル番地
セルの位置を示す識別子のことです。例えば、A1やB2、C5のようにアルファベット(列)と数字(行)で表されます。
オートフィル
規則性のある数列や文字列を自動入力する機能です。日付や時刻など一定の規則性をもつデータを連続して入力するのに使用します。セルの右下をクリックしたままドラッグするときに、連続入力されるのがオートフィルです。
絶対参照
セルを固定して参照する方法です。列方向に参照する場合はアルファベットの前に「$」、行方向に参照する場合は数字の前に「$」をつけます。
相対参照
数式の位置から相対的な距離でセルを参照する方法です。数式を他のセルにコピーしたときに、参照先もその移動分だけずれます。
シート
Excelのワークブック内で生成された個別のページのことです。Excel画面の下部にタブ形式で表示されており、増減することも、非表示にすることもできます。
引数
関数を用いるときに必要となる情報やデータです。例えば、SUM(A1:A10)と記載したときの(A1:A10)が引数にあたります。
配列
一連の値やデータの集合のことです。Excel内においては、複数のデータを一つのグループとして扱うときに使用されます。
定数
変わらない値や文字列のことです。例えば、セルに「100」や「東京」と入力した場合、それぞれ値や文字列が定数にあたります。
フィルター
指定した条件に基づいてデータを表示・非表示する機能です。抽出条件は任意に設定でき、複数の条件を満たすものだけに絞ることもできます。
Excelを使いこなすのに役立つ用語集
続いて、Excelを使いこなすために知っておきたい用語集です。
配列数式
複数の値に一度に計算を適用し、結果を一つまたは複数出力する数式です。入力時に { } で囲み、Ctrl + Shift + Enter キーの同時押しで適応できます。
反復
特定の数値の条件が満たされるまで、同じ操作や計算を繰り返す動作です。
アウトライン
ワークシートのデータをグループ化して、集計レポートを作る機能です。シート全体または一部のデータを要約して表示することができます。
クエリ
外部にある各種データに問い合わせを実行し、必要なデータだけをExcelに取り込む(インポート)ことができる機能です。
回帰分析
データのトレンドや関連性を数学的に分析する手法です。求めたい要素の値に対し、ほかの要素がどれくらい影響を与えているかを予測できます。
Scroll Lock
キーボードに搭載されているキーの一つです。これをExcelで有効にすると、セルではなくシート全体がスクロールするようになります。
条件付き書式
特定の条件を満たす(trueの)セルに、自動で書式(セルの網かけやフォントの色など)を適用する機能です。
制約
ソルバー(複数の条件を設定して、目的とするセルが最適な値になるように特定のセルを変化させる機能)の問題に設けるルールです。
What-If 分析
セルの値を変更した際に、結果にどのような影響がでるのか予測する機能です。最良の選択肢を考えたり、想定が外れた場合の影響を把握するのに使用できます。
使いながら覚えていくのでOK!
今回は、Excelでデータを扱うときに知っておきたい用語の意味についてまとめてきました。とくに前半は基本的な用語なのでぜひ覚えておいてください。
ただ、ご紹介したExcelの用語は一部にすぎません。すべてを一度に覚えることはできないので、Excelを使いながらその都度覚えていきましょう。
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