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QRコード・バーコード決済を導入しよう!ポイントや注意点まとめ

PayPay、LINE Pay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、au PAY、TOYOTA Walletなど、コード決済は年々種類も増え、多くの人に利用されています。ここでは、コード決済の基本と、ユーザーが利用する上での導入時のチェックポイント、注意点をまとめてご紹介します。

コード決済とは?

まず、基本的なこととして「コード決済とはそもそも何を指すの?」ということから解説していきましょう。

QRコードやバーコードを使用したキャッシュレス決済のこと

コード決済は、キャッシュレス決済の一種。バーコード決済とQRコード決済をまとめて「コード決済」と呼んでいます。使用されるコードに、サービスを提供する企業側の情報、利用者の支払い情報が紐付けられており、コードを読み込むことであらかじめアプリ内にチャージしたお金や登録している銀行・クレジットカードから利用額が引き落とされます。

コード決済は店舗がコードを読み込む「ストアスキャン方式」

コード決済は、利用者がコードを読み取りする「ユーザースキャン方式」と、店舗がコードを読み込む「ストアスキャン方式」の2通りの方法があります。

 

バーコード決済の場合は、後者の店舗にコードを読み取ってもらって決済する方法になります。

 

一方、QRコード決済は店舗に設置しているQRコードを読み込んで、利用者が金額を入力して決済する「ストアスキャン方式」も併用されています。

コード決済導入時のチェックポイント4つ

これからコード決済を導入するなら、事前に確認しておくと良いチェックポイントが4つあります。以下でコード決済導入時の4つのチェックポイントについて確認していきましょう。

1,決済方法・チャージ方法を確認しておこう

コード決済は、主に①前払い式(残高にチャージして支払う方法)、②即時払い式(設定した銀行口座からすぐに引き落としされる方法)、③後払い式(クレジットカードを登録して支払う方法)の3パターンがあります。

 

各コード決済サービスで、それぞれ対応しているクレジットカードや銀行口座が決まっています。自分の持っているクレジットカードや銀行口座が、利用したいコード決済の支払いやチャージに対応しているかチェックしておきましょう。

 

また、1日のチャージ上限金額や一度にチャージできる金額などがあらかじめ決まっていることもあります。

▲PayPayのチャージ方法は名称ごとに異なる。

2,利用できる店舗を確認しよう

コンビニやドラッグストアはほとんどのコード決済が利用できますが、スーパーや飲食店、その他小売店ではいずれかのコード決済しか利用できない、ということも。せっかくなら、よく利用するお店で利用できるコード決済を導入した方が、ポイントが貯まりやすいなどのメリットが大きくなります。

 

また、実店舗だけでなく、ネット通販のお店や請求書払いに対応しているものもあります。各コード決済サービスの公式ページで、使えるお店の一覧が掲載されていますので、チェックしてみましょう。

▲d払い公式サイトで紹介されている「つかえるお店」のうちおすすめのお店

3,ポイント付与率やポイント利用の有無もチェックすると便利

ほとんどのコード決済は、支払金額に応じてポイントが貯まったり、ポイント利用ができたりします。例えば、PayPayはPayPayポイント、LINE PayはLINEポイント、d払いはdポイントがたまります。

 

また、他のお買い物などで貯めたポイントを、すぐにコード決済で使えるように設定できます。ポイントを貯めた後に、すぐに利用できるため、期限到来でポイントが消費できなかった、ということも少なくなります。

▲楽天ペイはチャージした残高からの支払いに対して1%ポイントがたまる

4,解約時も想定しておこう

コード決済を利用しなくなったときのことも、念のため想定しておくと安心です。前払い式の場合は、チャージ済みの残高を使い切ることや、残った残高を銀行口座に振り込み申請する、などの対応が必要となります。

 

例えばメルペイの場合は、残高を振り込み申請する場合、振込手数料200円が必要です。PayPayは、解約申請と同時に残高がなくなってしまいますので、解約前に出金可能な残高「PayPayマネー」を出金(銀行口座へ払い出し)しておきましょう。このとき、PayPay銀行以外の銀行だと、手数料100円がかかります。

コード決済を利用するときの注意点

ほとんどのコード決済がオンラインでしか利用できない

いずれのコード決済も、基本的にオンラインでないとコードが表示できません。また、コードの表示時間が5分などに限定されています。

 

これには注意が必要で、例えば、利用する店舗でインターネットの電波が届きにくい、あるいは人の多いコンサート会場やイベント会場などでインターネット回線に接続しづらい、はたまた通信障害などでコードがスムーズに表示できない、などのケースも考えられます。

 

2023年7月、PayPayが一部の制限付きでオフライン決済の対応を開始しましたが、その他のコード決済サービスでは、まだオフラインでの決済ができない状況になっています。

コード決済を上手に取り入れてみよう

コード決済は、小銭やお札を出す手間が省けるので、とても便利です。利用できる店舗や手持ちの銀行口座、クレジットカードの利用可否、ポイントなどのメリットをチェックしておくと、コード決済がスムーズに導入できますし、さらに活用度が高まりそうですよ。

 

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以下の記事も併せてご覧ください。

光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説

Contributor

中野友希

税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ガジェット・ヘルスケア・子育てなどを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0

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