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災害のときはガラケーよりスマホ!スマホが役立つ4つの理由

災害時はガラケー?それともスマホ?

災害時に「まず電話がつながらないと!」と思ってガラケーが手放せない人も少なくありません。じつは私も音声通話がつながらないと困る、と思って通話メインのガラホを持っています。

しかし、実際に災害が起こったとき役に立ったのは、通話しか使えないガラホよりもスマホでした。

ここでは、災害時にどのような点でスマホの方が役立つのか、実体験をもとにまとめてご紹介します。

災害時にスマホが役立つ四つの理由

1.災害直後に音声通話はできない

災害直後は、音声通話がとてもつながりにくくなります。

2018年6月に発生した大阪北部地震のときは、地震直後に一度電話をかけることができましたが、5分後にはすでに混雑していてつながりませんでした。5時間後にLINE等を使用していない親戚から安否確認の電話があり、電話が全くつながらなかったと心配されました。

 

災害時にライフラインとして通話機能があった方がいい、というのも一理ありますが、実際に使えるようになるには災害が起こってしばらく経ってから。数時間後には通話できたので全く使えないわけではありませんが、連絡手段は通話機能一つに限定しない方がリスクを分散できます。

2.コミュニケーションアプリですぐに安否確認ができる

スマホが一番役立ったのは、すぐにLINEで家族に安否確認ができたことです。LINE以外にもFacebookやTwitterで情報を収集したり拡散したりでき、お互いに安全であることがリアルタイムで分かりました。

 

実家の両親は、機械には疎いですがiPhoneを使っています。LINEと天気情報を見る以外はあまり活用していませんが、LINEが使えるだけで情報共有がスムーズになります。

3.必要な情報にアクセスしやすい

スマホなら、各市町村のHPにアクセスしたり、SNSで現地の写真など最新情報を拾ったりできます。

災害直後は気が動転してしまいますが、まず何が起こったのかを知るため、すぐにインターネットにアクセスできるスマホはとても重宝しました。震源地や余震情報、避難場所、市町村からのお知らせなどが確認でき、安心にもつながります。

 

また、子どもの通う学校や仕事関連のメールも確認や返信ができ、すぐに状況を共有できたのも安心でした。

4.スマホは常に携帯するクセがついている

日常生活で、常にスマホを携帯している方も多いですよね。

地震直後に貴重品を持って出ることはできなかったのですが、気が動転していてもスマホだけは片手に持って家の外へ避難していました。

 

急な災害でも連絡や情報収集に使えるツールだけでもあれば、なにかと役立ちます。

さらに、私の場合はおサイフケータイだったため、余震がおさまるまで屋外で時間をつぶす間、コンビニで非常食代わりになる食料品を購入することもできました。

災害時、格安SIMでもネットはつながる?

ドコモ系の格安SIMを利用していますが、格安SIMだからといって災害時に遅くなったり、つながらないということはなく、LINEやTwitterなど必要な情報にアクセスする分には問題なく使用できました。

 

災害時には無料でWi-Fiスポットを開放してくれる携帯キャリアもありますが、そのような情報を拾うためにも低速でも自分の通信環境が確保できるとより安心ですね。

予備スマホを自宅に置いておくと安心できる

年配の方でガラケーしか使えない、という方もLINEくらいは使えるようにしておくと災害時に安心です。

とはいえ、ガラケーからスマホに変えるのはちょっと抵抗があるなら、これを機に格安スマホを追加で購入してみてはいかがでしょう。

機種変更をする手間がかかりませんし、スマホを1台置いておくとなにかと便利です。試しに使ってみて使い方や便利さが分かると、やはり乗り換えしたくなるかもしれませんよ。

 

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Contributor

中野友希

税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ガジェット・ヘルスケア・子育てなどを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0

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