光回線の契約で、同時に光電話に加入するかどうか迷ってしまいませんか?
ここでは、光回線と光電話の同時加入を迷っている人のために、光電話の特徴やメリットをまとめて解説します。
目次
光電話とは?従来の電話との違い
従来の一般加入電話は、電話回線(メタル線)を利用した電話サービスです。
一方で、光電話は、光ファイバーを使った電話サービス。
基本的には、光回線と一緒に契約し、利用するものです。
提供エリア内であれば、光回線の開通工事と「ひかり電話対応機器」の設置完了で、光電話の利用ができるようになります。
使用している電話機や電話番号がそのまま使用でき、新しく電話機を用意する必要や電話番号変更に伴う煩雑さはありません。
従来は光回線とセットでのみ申し込みが可能だったのですが、2023年3月31日からは「ひかり電話ネクスト」がスタートして、光電話単独での申し込みが可能となっています。
ただし、光電話の単独申し込みは、一般加入電話よりも月額基本料が割高であることもあり、単独申し込みのメリットはあまりありません。
光電話の3つのメリットをチェック
光電話には、いくつかメリットがあります。
以下で、光電話の3つのメリットについてみていきましょう。
1. 一般加入電話と比較して基本料金が割安になる
光電話の最大の魅力は、従来の一般加入電話よりも、基本料金や通話料金が割安になっていることです。
一般加入電話は、毎月の回線使用料金だけで1,760円~1,870円(加入電話・プッシュ回線用)がかかりますが、例えばビッグローブ光電話の基本プランであれば毎月550円となっており、ほかの事業者も同等の月額料金設定が多くなっています。
通話料に関しては、一般加入電話で固定電話から固定電話宛に電話をかけると9.35円/3分、固定電話から携帯電話宛に電話をかけると17.6円/60秒かかります。
一方、これも一例としてビッグローブ光電話の場合は、ビッグローブ光電話から固定電話宛に電話をかけると8.8円/3分、ビッグローブ光電話から携帯電話宛に電話をかけると17.6円/60秒となっており、固定電話宛に発信する場合は光電話の方が通話料が若干安くなっています。
すでに固定電話を引いている人は、光電話は不要と思うかもしれませんが、このように料金が割安になることもあるため、一度比較検討してみても良いでしょう。
2. 電話機や電話番号がそのまま使える
もともと固定回線を引いている人にとっては、電話番号が変更になると家族や友人などにハガキやメールでお知らせをしなければならず、煩雑さが伴います。
光電話は、ごく一部に例外はあるものの、基本的には一般加入電話を使用していたときと同じ電話機、電話番号をそのまま使用することができます。
ただし、同じ電話番号を引き続き使用したい場合は、別途工事費がかかります。
また、光電話であっても110番(警察)、119番(消防)、171番(災害伝言ダイヤル)などの電話番号やフリーダイヤルもつながります。
050などのIP電話では、警察、消防、フリーダイヤルには発信できませんが、IP電話と光電話はまったく別の仕組みです。
一般加入電話の代わりとして使用するのであれば光電話が最適といえるでしょう。
3. 付加サービスが充実
光電話にはさまざまな付加サービスがあり、迷惑電話や特殊詐欺への対策、またはオフィスや店舗で利用する際に便利です。
例えば、かけてきた相手の番号がわかる「ナンバー・ディスプレイ」や、迷惑電話をシャットアウトできる「迷惑電話おことわりサービス」、不在時の着信がメールでわかる「着信お知らせメール」などです。
ビッグローブ光電話では、それらの付加サービスをまとめてお得に利用できる「ビッグローブ光電話A(エース)」というプランを提供しています。
ビッグローブ光電話基本プランに、「発信者番号表示」や「迷惑電話ブロック」、「着信お知らせメール」などの対象となる付加サービス、さらに最大3時間相当分の通話料がセットとなって1,650円/月で利用することができます。
光電話のデメリットも確認しよう
光電話には、いくつか注意しておきたい点があります。
以下で、光電話のデメリットについて確認しておきましょう。
一部かけられない番号がある
警察や消防、フリーダイヤルに発信でき、IP電話より電話がかけられる番号が多いものの、光電話からはかけられない番号もいくつかあります。
例えば、114(お話し中調べ)、106(コレクトコール)等です。
ふだん利用しない場合はそれほど問題にはなりませんが、事前に事業者のサイトなどで、光電話で利用できない番号を確認しておくと安心です。
停電時に利用できない
光電話は、「ひかり電話停電対応機器」を使用することで、一定時間通話が可能なこともありますが、基本的には停電時に緊急通報を含めて通話ができません。
光回線だけでなく、ADSL回線、CATV回線、ISDN、商用電源を使用する電話機のアナログ電話も同様です。
初期費用がかかる
初期費用として、工事費等が発生することがあります。
例えば、ビッグローブ光電話では、同じ番号で光電話に申し込み、同番移行する場合は、基本機能と同番移行の手続きで3,300円の工事費用が発生します。
光電話選びのチェックポイント
光電話の申し込みを検討する際は、いくつか確認しておきたいチェックポイントがあります。
以下で光電話選びのチェックポイントを確認しておきましょう。
提供エリアや必要な付加サービス
光回線の申し込みと同時に、光電話を申し込むケースがほとんどでしょう。
基本事項として、サービス提供エリアかどうかを事前に確認しておくことが大切です。
また、光電話の付加サービスを利用したい場合は、利用を予定している付加サービスが提供されているかどうかチェックしておきましょう。
基本料金、通話料金、オプション料金などの料金
次に、光電話の基本料金や通話料金、オプション料金などを確認しておきましょう。
実際に、どれくらいの通話料金が発生しそうか、通話の相手先や通話時間などもシミュレーションしておくと、比較検討にも役立ちます。
光電話はどんな人におすすめ?
最後に、光電話はどのような人におすすめなのか、見ていきましょう。
まず前提として、自宅に光回線を導入している、または光回線を導入する予定のある人で、さらに、以下に当てはまる場合は、光電話の導入を検討してみても良いでしょう。
- すでに一般加入電話を持っていて、固定電話料金を節約したい人
- 新生活がスタートして固定電話が必要になった人
- 光電話の付加サービスを利用したい人
光電話の基本料金は、一般加入電話と比較すると割安なため、光回線の導入と同時に光電話に加入することで、通信費の節約につながります。
そもそも固定電話を持っておらず、これからも固定電話回線が必要ないのであれば、もちろん光電話は不要です。
一方で、新生活がスタートして固定電話回線が必要になった、ということもあるため、必要に応じて光回線の導入を検討しましょう。
ビッグローブ光電話は通信費を総合的に見直したい人にもおすすめ
BIGLOBEでは、ビッグローブ光とビッグローブ光電話、さらにモバイル回線であるauスマホもしくはUQモバイルとの契約があれば、スマホセット割である「auスマートバリュー」や「自宅セット割」が適用されます。
各モバイル回線の対象プランでは、最大1,100円が割引されるため、通話料金は別となりますが、光電話に加入した方がコストパフォーマンスが良くなることも。
通信費全体を見直しする場合は、光電話も合わせて比較検討してみると良いでしょう。
光回線と一緒に光電話の導入も検討してみよう
光電話は、従来の電話とほぼ同じように利用できて、低料金な電話サービスです。
ほとんどのケースで、 電話番号や電話機器をそのまま使うことができるため、電話サービスの乗り換えを検討しやすいのも魅力です。
家計の全体的な通話料金を見直す際や、新生活が始まるタイミングに合わせて光電話の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
光回線はビッグローブ光がおすすめ!
初めての光回線、どのサービスを選んだらいいのか迷ったなら「ビッグローブ光」がおすすめです。
プロバイダ大手のBIGLOBEは、現在会員数が300万人以上。
通信の安定性とリーズナブルな価格設定に定評があり、プランのわかりやすさも大きな魅力です。
工事費が実質無料になるお得な特典やキャンペーン割引もありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
※価格はすべて税込みです
光回線についてもっと詳しく知りたいという方は、
以下の記事も併せてご覧ください。
光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説