1. 格安SIM/スマホ TOP
  2. しむぐらし
  3. LINEに不正ログイン通知が来た!すぐに行うべき2つの対策

LINEに不正ログイン通知が来た!すぐに行うべき2つの対策

LINEから身に覚えのないログイン通知が

先日、LINEアカウントにこんなメッセージが届きました。送り主は「LINE」です。

メッセージの内容は、

 

「他の端末で、lineにログインしたことを通知するメッセージです。

お客さま自身がlineにログインを行った場合は問題ありませんので、このメッセージを無視して下さい。

心当たりがない場合は、第三者が不正にログインを試みた可能性があります。

lineを使用できなくなった場合、ログインをしなおし、早急にパスワードの変更を行って下さい」

 

というもの。

 

もちろん、心当たりはなく、何者かが筆者のIDとパスワードでログインに成功したことになります。「乗っ取り」の文字が頭をよぎりました。

 

特に怖いなと思ったのは、LINE Payをごく日常的に利用していることもあり、金銭的な被害まで及んでしまう可能性がこのメッセージには秘められている、ということでした。

何者かがログイン?すぐにできる2つの対策

このようなメッセージが届いたら、すぐに対策をしましょう。筆者が行ったのは、以下の2つです。

 

  • メールアドレス・パスワードの変更
  • ログイン許可を「オフ」に変更

 

それぞれ見ていきましょう。

1.ログインメールアドレス・パスワードの変更

まずは、ログインメールアドレスとパスワードを変更しました。

メールアドレスとパスワードを変更するには、ホーム画面から「設定」 > 「アカウント」と進みましょう。

すると、「アカウント」の画面から、「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれを変更することができます。

メールアドレスを推測されにくくする裏技

メールアドレスを変更する際、Gmailを利用しようとお考えの方は、メールアドレスを推測されにくくする裏技も使ってみてください。

 

それは、Gmailのエイリアスという機能の活用です。

Gmailでは、アドレスの@より手前の好きな部分に「.(ピリオド)」を足すことができるのです。そして、それはあなたのメールアドレスとしてそのまま利用することができます。

 

例えば、以下のように使うことができます。

自分のメールアドレス エイリアスで作成したメールアドレス
example@gmail.com

e.xamp.le@gmail.com

exam.p.le@gmail.com

 

このようにLINEに登録するメールアドレスのみエイリアスで作成したGmailアドレスを設定しておけば、もし、オリジナルのGmailアドレスが流出したり、あるいはすでに誰かに知られている場合でも、LINEへの不正ログインをより予防することができます。

 

また、もともとGmailアドレスをLINEに登録していた、という方もこの方法を使えば、推測されにくいメールアドレスになるため安全性が増します。

2.「ログイン許可」を「オフ」にする

さきほどの「設定」>「アカウント」の中に、「ログイン許可」という項目があります。

これは、LINEを利用しているスマホ端末以外に、PCやiPadからのログインを許可するか許可しないか、という設定項目です。

スマホ端末以外で使う予定がなければ、この「ログイン許可」は「オフ」にしておくほうが良いでしょう。

 

筆者は、ごくたまにPCでもLINEを利用することがあり、不正なログインを検知したときは、まさにこの「ログイン許可」を「オン」にしていました。

しかし、今回の何者かによるログインを機に、この設定を「オフ」にすることに決めました。たまにしか使わない、PCでのLINEログインのために、常にこのログイン許可を「オン」にしておくのはかなりリスキーだと感じたためです。

 

どうしてもパソコンで利用したい場合は、その都度この設定を「オン」にし、パソコンでの利用が終了したらまた「オフ」に戻す、という運用を今後はとっていこうと思います。

アカウントを乗っ取られた場合の対処法は?

現在、LINEでは実質的に2段階認証が施されています。

たとえば、現在の端末以外からログインをしようとすると、ID・パスワードを求められる1回目の認証、そして、2回目の認証は、現在登録中の電話番号に認証コードを送信するSMSでの認証です。

 

これらを突破しない限りは、アカウントが乗っ取られるということはありません。しかし、油断は禁物。最近ではこの「認証コード」を巧みに聞き出し乗っ取りを行う手口もあるそうですので、他人から「認証コード」を聞かれても絶対に教えないように気を付けましょう。

 

そしてもしLINEで乗っ取りが行われてしまった場合は、ただちにLINEのコンタクトフォームから問い合わせをしてくださいね。

 

※本記事の内容は、2019年9月5日現在の情報です。

Contributor

うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身。WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターの中の人もこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き

次に読むNEXT

特集FEATURE

特集一覧

お困りのことはありませんか?

モバイルバージョンを終了