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猫語翻訳アプリ「にゃんトーク」で愛猫と心を通わせてみる

2021年10月より話題になった、猫語翻訳アプリ「にゃんトーク」。このアプリを使えば、ニャーニャーと鳴いている愛猫が何を訴えているのか、知ることができるんです!

 

二匹のニャンコの飼い主である筆者が、使ってみた感想をお届けします。

アプリをダウンロードしたらプロフィールを登録

「にゃんトーク」をダウンロードしたら、まずは自分のプロフィールを登録しましょう。メールアドレスの他、GoogleやFacebookのアカウントでも登録することができます。


▲メールアドレスで新規登録を選んだ場合

 

自分のプロフィールを登録したら、次は愛猫の情報を入力。名前や年齢、性別、品種を任意で登録することができます。

 

ちなみにデフォルトの状態では「近所の猫」のみが登録されています。必ずしも猫を飼っていなくても、近所がなわばりの猫ちゃんでアプリを使うこともできますよ。


▲デフォルトでは「近所の猫」となっている。飼い猫を登録したい場合は追加で設定できる

「にゃんトークモード」で愛猫の言葉をその場で聞き取る

さて、自分と猫ちゃんのプロフィール設定が終わったので、早速「にゃんトーク」を試してみることにしました。まず使ってみるのは、「にゃんトークモード」です。

 

いつものようににゃんこが近づいてきて、ニャーニャーと何かを訴えてきたその時がチャンス! スマホでにゃんトークアプリを立ち上げ、すかさず真ん中のアイコンをタップします。タップしたら「聞き取る」モードになり、その時の鳴き声を人間の言葉に翻訳してくれます。


▲アプリを立ち上げるとこの画面が出てくる。真ん中の大きなアイコンをタップすると聞き取りが開始される

 

「愛して」「あなたが必要」などと、甘~いセリフがズラリと並びます。猫が話しかけてくるのは大体甘えモードの時が多いので、予想通りの結果ではありました。とはいえ、翻訳してくれるとにゃんこへの愛しさがますます高まります。


▲飼い主ラブの言葉がズラリと並ぶ。猫飼い冥利に尽きる

「にゃんルーム設定」で距離が離れていても愛猫の言葉をキャッチ

「にゃんトークモード」でも十分、愛猫の言葉の翻訳をしてくれるのですが、鳴いた途端にアプリを立ち上げてさっと声を拾う、というのもなかなか難しいものです。そこで、「にゃんルーム設定」も使ってみました。にゃんルーム設定をすれば、スマホでアプリを立ち上げ続けている間なら、猫ちゃんの鳴き声を自動的に翻訳してくれます。


▲iPadにもアプリをDLし、画面右下「プロフィール」→「にゃんルームの設定」に進む

 

おうち用として古いスマホやタブレットを使っている場合、そちらにもにゃんトークアプリを設定して、にゃんルーム設定をすることもできます。

 

我が家では、いつも家で使っているiPadでにゃんルーム設定をしてみました。どちらのアプリも同一のプロフィール設定をしておけば、「iPadでにゃんこの声を拾って翻訳→翻訳内容をスマホに送信」することもできます。

 

アプリがずっと立ち上げっぱなしになるのでバッテリーの消費が気になりますが、バッテリーの消費設定を「小」にすることもできます。ちょっと洗濯物を干しに部屋を離れている間、愛猫が「あなたが必要よ」と言って探していたことが分かり、もうキュンキュンでした(笑)。


▲iPhoneと同じアカウントでiPadでも登録すれば、拾った音声をiPhoneに転送してくれる

猫語翻訳は正確なのか

まるで愛猫と会話をしているかのような楽しみ方ができる「にゃんトーク」ですが、翻訳の精度は気になるところですよね。「にゃんトーク」の正式名称は、「MeowTalk Cat Translator」で、アメリカ生まれのアプリです。開発者はAmazonの「Alexa」に搭載されている音声サービスにも関わっており、音声機能としての精度は十分と言えそうです。

 

また、「にゃんトーク」では、翻訳結果を編集することができます。例えば、猫の「構って」という要求がエスカレートすると興奮するのか、「獲物が見えているよ」など、狩りをしているかのような表現に変わることがあります。そんな時、翻訳結果を訂正するとAIが学習し、より翻訳の精度を上げることができるのです。


▲TOP画面→左から二番目の「猫」アイコンをタップ→猫を選ぶとプロフィールと共に「にゃんともない履歴」があらわれ、過去の履歴を見ることができる


▲「翻訳内容がちょっと違うな」と感じた場合、「翻訳結果を修正する」を選んで修正することができる。ちなみに「音声をダウンロード」できるのは有料版のみ

 

猫は本来、猫だけの社会で生活している場合はあまり声を発さないと言われています。人間と一緒に暮らしている飼い猫が鳴くのは、飼い主さんに甘えたい気持ちやご飯などの要求を伝えるためなのかもしれません。「愛して」「会えてうれしい」など、言い方は必ずしも正確ではなくとも、飼い主さんへの愛はいつも本物であることは間違いなさそうです。

 

うちの子がますます愛おしくなる「にゃんトーク」。猫飼いさんは、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

 

Contributor

松重明子

日本史好きな三児の母。ビールを嗜みつつ猫を愛でつつ読書をする時間が至福です。ウォーキングやストレッチも好きなので、健康情報にも関心あり。

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