スマホの緊急速報が鳴らないと、いざというときの対応が遅れてしまいます。ここでは、緊急速報が鳴らない原因と対策をそれぞれ確認していきましょう。
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目次
そもそも緊急速報って?
緊急速報は、気象庁や国・地方公共団体から携帯電話会社を介して対象エリアにいるユーザーの携帯電話やスマートフォン(以下、スマホ)に通知するシステムです。
この速報配信は、月額基本料や通信量なしで無料で利用できます。
気象庁からは、緊急地震速報、大津波警報・津波警報を、国・地方公共団体からは、災害・避難情報を配信しています。
最近よく耳にするJアラート(全国瞬時警報システム)は、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する速報配信です。
こちらも、携帯電話等に配信される緊急速報のひとつとなっています。
大きな地震がきても緊急速報が鳴らない!?原因と対策をチェック
それでは緊急速報が鳴らない場合の原因と対策を紹介していきます。
1,使用している携帯電話が受信対応機種ではない
緊急速報を受信するには、そもそも持っている携帯電話やスマホが受信対応機種である必要があります。
対応機種かどうかは、携帯キャリア各社のページで案内されているので事前に確認しておきましょう。
NTTドコモは「緊急速報『エリアメール』」、auとソフトバンクでは「緊急速報メール」の呼称で記載されています。
またMVNOも3大キャリアと同じ回線を使用しているため、緊急速報は配信されます。
いずれも受信対応機種ではない場合は、「Yahoo!防災速報」などのサードパーティーアプリを活用することで、緊急速報を受信することができます。
▲「Yahoo!防災速報」はこちら
2,受信する設定になっていない
緊急速報の対応機種である場合、さらに受信する設定が必要です。
せっかく対応機種を持っていても、緊急速報の受信設定ができていないと受信することができません。
受信設定は、各携帯電話各社で詳細について案内されています。iPhoneの設定方法については以下のとおりです。
【iPhoneの受信設定方法】
iPhoneの「設定」>「通知」>「緊急速報」をタップします。「緊急速報」をオンにし、常に警報音を鳴らす場合は、同様に「オン」に設定します。
▲iPhoneの緊急速報をオンに設定する
また、Androidの設定方法は、携帯電話各社、あるいは機種により緊急速報メールのアプリや受信設定が必要です。
利用している携帯電話各社などのホームページで確認しましょう。
3,電波の悪い場所にいる
緊急速報は、電波の悪い場所にいると受信できないことがあります。
通話や通信中、電源を切っている、圏外、機内モードを設定している場合は、受信できないことがあります。
緊急速報だけに頼らず、防災アプリを併用しておくと良いかもしれません。
4,緊急速報が鳴る条件に合致していない
テレビでは地震速報が表示されているのにスマホの緊急速報は鳴らない、そんなときは緊急速報が鳴る条件に合致していないことが考えられます。
たとえば緊急地震速報には「予報」と「警報」があり、それぞれの条件に一致した場合に配信されます。
条件に一致しない微弱な地震については緊急速報として配信されません。
また地方公共団体が発信する災害・避難情報については、地方公共団体が各携帯電話事業者と緊急速報メール提供の契約を結んでいることが必要となっています。
対象エリアにいる加入者が緊急速報メールを受信できるかどうか、あらかじめチェックしておきましょう。
緊急速報の履歴を確認するには
iPhoneで緊急速報の履歴を確認するには、画面を上から下にスワイプして「通知センター」を開くと表示されます。
既読にして表示が消えてしまった場合は、「Yahoo!防災速報」などのサードパーティーアプリを利用すると、過去の履歴を参照できます。
Androidはお使いの携帯電話会社や機種によって操作が異なります。使用している携帯電話会社や機種の取扱説明書で確認してみましょう。
こんなときに緊急速報が鳴ったらどうする?
緊急速報が鳴ったとき、具体的にどのような行動を取るべきなのでしょうか。
ここでは、緊急地震速報が出たときを例に、具体的な対応について確認しておきましょう。
緊急地震速報が鳴ったとき
気象庁や消防庁の公式サイトでは
- 緊急地震速報が鳴った際
- 屋内にいるとき
- 屋外にいるとき
- 乗り物に乗っているときの行動
について、以下のように紹介しています。
屋内にいるとき
- 頭を保護し丈夫な机の下など安全な場所に避難する
- あわてて外に飛び出さない
- 無理に火を消そうとしない
- 人が大勢いる施設では、施設の係員の指示に従って落ち着いて行動する
屋外にいるとき
- ブロック塀などの倒壊などに注意する
- 看板や割れたガラスの落下に注意する
- 丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難する
乗り物に乗っているとき
- 自動車運転中は急に止まらず、ハザードを出して周囲の状況に合わせゆっくり停止する
- 電車やバスなどはつり革や手すりにつかまる
- エレベーターは最寄りの階に停止してすぐに下りる
いずれもポイントは「できるだけ落ち着いて身を守る行動を取る」ということです。
しかし実際に地震が起こったときは、なかなか行動に移すことが難しいもの。
日頃から、シミュレーションをして防災意識を高めておくと、いざというとき安心です。
災害時の行動について、気象庁や消防庁でさらに細かく紹介しています。ご自身の生活パターンに応じて、参考にしてみてください。
▶気象庁「緊急地震速報を見聞きしたときは」
▶消防庁「防災マニュアル-災害対策啓発資料-」
災害に備えて緊急速報を受信できるようにしよう
震源に近いと「速報が間に合わない」「震度に誤差がある」など、緊急地震速報の限界もあります。
また、事故や落雷、ハードウェア障害などによって、誤った緊急地震速報を配信してしまうこともあります。
日本では台風や地震が頻発するため、緊急速報を受信できるように設定し、災害に備えておくと安心です。
また、防災アプリも併用すると、災害時の情報収集に役立ちますよ。
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Contributor
中野友希
税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ガジェット・ヘルスケア・子育てなどを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0