iPhoneでの音声入力にはしばしばお世話になっているのですが、2022年秋のiOS16のリリースによって、この音声入力がさらにパワーアップしたのをご存知でしょうか。
音声入力を利用しながらも、同時並行で指での文字入力も可能となったのです。今まではどちらか一方のみしか利用できなかったため、音声で入力しにくい言葉の場合は、手入力に切り替える必要があったのですが、この切替が不要になったということです。
言葉で説明する限りでは、たいしたことない機能改善に感じられるかも知れませんが、実際に使ってみるとスムーズさが一気に増したように感じます。では実際に、どんな風に使えるのか解説していきましょう。
目次
iOS15とiOS16でどう変わった?音声入力中の画面ビフォーアフター
まずはiOS15とiOS16において、音声入力中の画面がそれぞれどのように違うのか見てみましょう。
一方、新しいiOS16で音声入力を開始すると、キーボードは消えることなくそのまま残り、実際に文字が入力されるエリアに音声入力を示すマイクのアイコンが表示されます。この状態であれば音声を検知してくれているため、話しかけることで音声入力ができるだけでなく、表示されているキーボードを使ってそのまま手入力も同時に利用可能なのです。
実際の使用感はどんな感じ?
iOS15との違いがわかったところで、実際にiOS16にて音声入力をしながら手打ち入力を実施してみようと思います。動画に収めましたのでご覧ください。
いかがでしょうか。まずはキーボードを使用せずに音声だけで入力をしていき、「エンジョイマガジンでは」という固有名詞が入る箇所のみ手打ち入力に頼りました。というのも、音声入力で同文字を入れてみたところ「ENJOYマガジンでは」と、おせっかいな英語交じりの変換がされてしまうためです。このような固有名詞こそ通常変換では変換されにくいため、手打ち入力の併用が活きてくると感じました。
iOS16にアップデートした方はぜひ使ってみて!
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