格安SIMの通信速度について紹介します。
上り・下りの意味やストレスなく使える通信速度を知ることでより快適にスマホを利用することができます。
通信速度を保つ方法についてもご紹介します。
通信速度には「上り」と「下り」が存在する
上りとは、利用者がインターネット上へデータを送る際に使われる言葉です。
英語ではアップロード(upload)やアップストリーム(upstream)と表す場合もあります。
誰かにメールを送信したり、SNSに写真を投稿したりする行為は上りに該当します。
下りとは、利用者がインターネット上からデータを受け取る際に使われる言葉です。
英語ではダウンロード(download)やダウンストリーム(downstream)と表す場合もあります。
インターネット上からファイルを受信したり、ホームページを閲覧したりする行為は下り(ダウンロード)に該当します。
インターネットの利用者は下りを利用する機会が多いため、通信事業者によって設定されている通信速度は上りよりも下りの方が速めです。
最適な通信速度は利用目的で決めよう
上りと下りの通信速度を表す単位として「Kbps(キロビーピーエス)」と「Mbps(メガビーピーエス)」という表現が使われます。
これは1秒間にどれだけデータのやりとりが可能かを表す単位です。
Kがキロバイトを、Mがメガバイトを意味し、KbpsよりもMbpsのほうが位の大きい単位として用いられます。
スマホで動画を閲覧したりネットサーフィンをしたりする場合は、10~30Mbps程度の通信速度があれば、ストレスを感じることなく使えるでしょう。
メールを閲覧したりブログを更新したりする場合は、1~10Mbps前後が望ましい通信速度の数値です。
またスマホでほとんどインターネットを利用しない場合は、通信速度の数値にはそれほどこだわらなくても構いません。
通信速度を保つには?
通信事業者のサイトを見れば、「最大通信速度」が分かります。
しかしあくまでもこれは「最大」であり、エリア、端末環境、ネットワークの混雑状況によって速度が低下する場合も考えられます。
また格安SIMは通信量ごとにプランが複数に分かれており、一定の通信量を超えると通信速度に制限がかかる場合もあります。
そのため通信速度を重要視する方は、ご自身に必要な通信量を見極めて、通信制限のかからない通信量のプランを選択するのがよいでしょう。
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格安SIMへの乗り換えを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。