ヤフオクの経験はありますが、メルカリでは買い物ばかりです。今回、メルカリでの出品にも挑戦してみました。
メルカリで出品してみたところ、発送方法や送料について事前に知っておくべきことがいくつかありましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
出品時の注意点
出品は比較的簡単です。CMで見るとおり、品物の写真を撮って、説明文をつけて登録するだけ。
説明文は簡単なものが多いですが、バッグなどはコンディションやサイズ、状態など、結構細かく書いた方がいいでしょう。簡単な説明文でも登録はできますが、あとから興味を持ってくれた人たちからたくさん質問が来るので、事前に細かく書いておいたほうが後々楽ですよ。
送料込みで出品する
ヤフオクではほとんどの場合、送料抜きで出品し、あとから送料込みの値段で請求します。荷物の大きさ、買い手までの距離などで、送料が異なるからです。出品するときは品物のことだけ考えていればいいので、比較的楽です。
しかし、メルカリではほとんどの場合、出品者が送料を負担します。送料は別にした方が楽ですが、他の出品者は送料込みで出品しているので、送料別ではなかなか売れないでしょう。
そのため、最初から送料込みの値段をつけておく必要があります。しかし、送料が高くついてしまったら利益は減ってしまい、赤字になってしまうかもしれません。そのため、送料の計算が重要なのです。
送料をできるだけ安くするコツ
送料を安くするためには、次のようなポイントがあります。
小さく、軽くする
送料は、一般的に次の3つで決まります。
- サイズ(タテ、ヨコ、高さもしくは厚さの合計が何cmになるか)
- 重量(重いものは送料がかかる)
- 距離(離れているほど送料がかかる)
そのため、できるだけ小さく、軽くするのが基本です。
商品の価格に合わせて補償の有無を選ぶ
普通郵便など補償が付かないもの、追跡できないものは安くなります。補償・追跡付きの発送方法は料金が高めです。
ただし、補償がないと何らかの事故が起きて荷物が到着しないときにトラブルになります。補償付きの発送方法にするかどうかは、商品の価格を考えて決めましょう。
匿名配送か記名配送か
メルカリではユーザーの年齢層が若く、女性も多いので、匿名配送もよく使われています。
メルカリで用意している「メルカリ便」は匿名配送ですが、その分少し高めです。一般的な配送方法は記名配送になりますが、少し安くなります。
メルカリ便を使うメリット
メルカリの準備している「メルカリ便」を使うと、発送が楽です。メルカリ便には次のような特徴があります。
- メルカリアプリ取引画面から配送用の2次元コードを作れば、宛名書きも会計もなしで発送できる
- 匿名配送が可能(大型メルカリ便は匿名配送不可)
- 料金は全国一律
- アプリの取引画面から状況を確認できるが、PCからは使えない
- 紛失・破損してもメルカリが全額補償してくれる
メルカリ便の種類と送料など
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便は、クロネコヤマトの営業所、ファミリーマート、セブンイレブンなどから発送できます。
その送付方法は、小さなものを扱うネコポス、宅急便コンパクト、通常の宅急便の3種類です。
- ネコポス(A4サイズ・厚さ2.5cm以内のみ):195円(税込)
- 宅急便コンパクト(60cm未満の小さなもの):380円(税込)
- 宅急便(サイズは通常の宅急便と同じ):700円~1,600円(税込)
※宅配便コンパクトで発送する場合、専用資材70円(税別)の購入が別途必要です。
ゆうゆうメルカリ便
郵便局とローソンから発送でき、小型のゆうパケットと通常のゆうパックの2種類があります。
- ゆうパケット(A4サイズ×厚さ3cm以内のみ):175円(税込)
- ゆうパック(サイズは通常のゆうパックの100サイズまでと同じ):700円~1,000円(税込)
大型らくらくメルカリ便
大型らくらくメルカリ便は、大型商品の発送に利用します。配送料は商品サイズよって異なり、4,320円~29,646円(税込)です。
※配送料は全国一律。距離による差額は購入者が追加送料として負担します。
また、大型らくらくメルカリ便は匿名配送ではありません。
料金は通常の宅急便(大型)より高くなりますが、発送だけでなく、発送前の梱包を含む集荷、到着後の設置、梱包材回収までやってくれます。
メルカリ便以外の発送方法
他にも、商品によっては次のような発送方法がよく使われています。
ゆうメール
本やCD・DVDなら安く発送できる方法です。
郵便局から発送します。封筒に「ゆうメール」と書いて、角にハサミを入れて郵便局で中身を確認してもらう必要があります。
クリックポスト
郵便局から発送します。A4サイズ×厚さ3cm以内の荷物を全国一律188円(税込)で発送できます。補償が付かないので注意が必要です。
ただし、自宅で専用の納付書を印刷し、荷物に貼り付ける必要があります。
レターパック
郵便局で購入・発送できるレターパックもよく使われています。
- レターパックライト(A4ファイルサイズ×厚さ3cm以内・4キロ以内):全国一律370円(税込)、補償なし
- レターパックプラス(A4ファイルサイズ・4キロ以内):全国一律520円(税込)、補償なし
普通郵便(定形・定形外)
普通の封筒に入れて出す郵便です。窓口では「普通郵便」と指定します。
重さ50g以内、縦23.5cm、横12cm、厚さ1cmまでが定形郵便です。また、50g以上4kg以内、長辺 60cm 以内 かつ長辺+短辺+厚さが90cm以内なら定形外郵便になります。
追跡も補償もないので、注意が必要です。
もし発送方法に悩んだら、メルカリの「かんたん配送ナビ」を利用すると、最適な方法を教えてくれます。覚えておくと安心ですよ。
※本記事の内容は、2019年10月9日現在の情報です。