SNSへの投稿や、メモや記録用など、iPhoneで写真を撮る機会って本当に多いですよね。気軽に撮影できるのはとてもいいことですが、その気軽さゆえに、撮影した写真の枚数が膨大になってしまい、あとから探したい写真を見つけるのが大変、といったデメリットもあります。
ですが、iPhoneの「写真」アプリに備わっている「検索」の機能を理解することで、目当ての写真にもっとすばやくたどりつけるかもしれません。そこで今回は、今すぐできる、iPhoneでの写真検索テクニックをご紹介していきましょう。
目次
AIが自動認識して、人・モノ・シーンなどを分類してくれている
iPhoneの「写真」アプリでは、撮影された写真をスキャンして、その中に写っている被写体をすばやく認識する機能が搭載されています。
人、モノ、撮影地、シーンといった分類を自動で行い、検索フィールドにキーワード(人の名前、日付、撮影地など)を入力することで、特定の写真を簡単に見つけ出すことができます。
試しに検索してみよう
いくつかの言葉で試してみることにしましょう。
■モノの名前で検索
最近筆者はピザ作りにハマっておりますが、外食のピザに混ざって並ぶ我が家のピザも、なかなか見栄えは負けてないぞ、と自己満に浸ったところです。
スポーツカーでは、3年前に行った札幌モーターショーや、2020年1月にアメリカで見てきたモーターショーの写真が並び、日本では見られないようなマッスルカーに興奮した記憶が蘇ってきました。
カメラロールをスクロールしただけでは簡単にたどり着けない、眠っていた過去の思い出と再会できるのが、この検索機能の良いところでもありますね。
■シーンや情景で検索
登山については、実は7枚中左上の1枚が厳密には登山ではなく林の中なのですが、それぐらいの誤差は全然気になりません。
iPhoneが提案してくれる検索結果から、あとは自分が見つけ出せばいいだけの話なので、もともと除外されるよりは、近しいものは検索結果に入れてくれるほうが良いのかな、と思います。
■地名で検索
撮影時に位置情報がオンになっていれば、上記のように地名での検索も行なうことができます。位置情報に基づいているので、基本的には正確に認識してくれているはずです。
友人などと昔の旅行の話をしているときに、「写真残ってないの?」と言われたら、この検索から見つけ出すのがスマートでしょう。
■ピープル(人)で検索
「検索」タブの中に「ピープル」という項目があり、自動認識した人の顔が並んでいると思います。その顔をタップすると、その人が写った写真だけがズラリと並ぶようになっています。
これもときどき、似た顔の人が混ざって誤認識されている場合もありますが、「この顔はこの人ですか?」といった具合に写真アプリ側から質問が投げかけられるようになっており、答えていくことで顔の認識の精度が上がっていく仕組みです。
友達の結婚式や誕生日に写真をまとめたスライドショーを作る、なんてときに重宝する機能ですね。
おすすめテク:Siriに「XXXの写真を検索」とお願いする
上記のように手入力でも検索はできますが、実は、Siriにお願いすることでもっとすばやく検索できるのです。
例えば
- 2017年4月の写真を検索
- キャンプの写真を検索
- コーヒーの写真を検索
- 車の写真を検索
- アメリカの写真を検索
といった具合にです。
実際に声をかけてみるとわかると思いますが、手入力するより早いですし、検索する回数もこなせます。いろんな写真を何度も検索しなおす必要がある方には特におすすめですよ!