以前、企画としてしむぐらしで利用体験をさせてもらったエンタメフリー・オプション。
対象の動画や音楽アプリであれば通信量を消費することなく使えるオプションで、10年以上別のMVNO事業者と契約していた筆者ですが、このエンタメフリー・オプションを利用したいがために、2回線目としてBIGLOBEモバイルでサブ端末とセットで契約してしまったほど、このエンタメフリー・オプションにどっぷり浸かっています。
さて、そんな経緯で初購入したAndroid端末。言わばエンタメ専用のサブスマホくらいにしか考えておらず、動画や音楽を楽しめればいいやと、画面が大きくてレビューの高かったOPPO Reno3 Aという機種を買ってみました。
いざ使いはじめてみると、エンタメフリー・オプション以外でも大活躍してくれることに気づいたのです。
目次
テザリングもできるじゃないか!
筆者は購入後に自分の機種がテザリングできることに気づきましたが、およそだいたいの格安SIM事業者では、動作端末一覧として自社の格安SIMがどの端末で利用できるかを「動作確認済み端末」といったページで調べることができ、テザリング機能の対応状況についても購入前に確認することができるようになっています。
例として、BIGLOBEモバイルの動作確認端末ページを見てみましょう。
筆者が購入したOPPO Reno3 Aはこの通り「テザリング」が利用可能になっていることが示されています。これだと購入前に知ることができて安心ですね。
ちなみに筆者のOPPO Reno3 Aの端末上ではテザリング機能が「パーソナルホットスポット」という呼称になっていました。
車、公園、キャンプ場どこでも仕事場に!テザリングは密回避にも一役買うぞ!
自宅で仕事をしているとなかなか集中できないことがあるため、近くのカフェやフリースペースなどへ行くことが多い筆者。
しかし、時間帯によってはWi-Fiが弱かったり、座りたい場所に座れなかったり、近くの人の貧乏ゆすりが気になってしまったりと、やはりそこでも集中できない場面に遭遇することがあります。
そんなときこそテザリングの出番。車で河川敷に出かけては助手席に座って仕事をしたり、公園にいって芝生の上にキャンプ用の椅子を広げて仕事をしたり。午前中のすがすがしい時間に木漏れ日のもとで仕事をするなんてのは、本当に気持ちの良いものです。
また、テザリングはいわゆる「密」の回避にも一役買います。ほとんど誰もいない場所で仕事をすることが可能なため、コロナ禍においても強い味方だなと感じています。
もちろんトイレ問題や暑さ寒さ、また通信量の観点からも長時間行うことは現実的ではないのですが、人込みを避け、場所に全くとらわれないテレワークを実行できるのは何よりテザリングのおかげなのです。
ギガ残量はアプリで確認可。今後の消費予想までしてくれる
さらには、日別の消費グラフから、今後の消費予測もしてくれ、この調子で使い続けると月末につらくなるからセーブしなくては、という自分なりの運用メドもたてられるようになっています。
「エンタメフリー・オプション」と「テザリング」が相性抜群
というのも、Amazon MusicやYouTube Musicを通信量にカウントされずに利用できるため、仕事中に音楽を聞く人にとってはWi-Fi環境がない場所においても動画や音楽を流しっぱなしにできるのです。
エンタメフリー・オプションを知らなかったかつての筆者はAmazon Musicを外で聴きすぎて月末にパケが足りないシーンに何度か遭遇しており、音楽を聴きすぎないようにするか、ダウンロードしてから聴くかという運用をしていたのですが、そんな工夫を凝らさずとも大好きな音楽をとことん聴きながら仕事ができるようになりました。
格安SIMに懐疑的な方は、安心して使ってみて欲しいです
が、格安SIM歴5年以上、複数の格安SIM会社を使っている筆者は断言しますが、格安SIMに関していえば、そんな印象はありません。むしろ、サービスはほとんど変わらず、価格だけがリーズナブルになっているという言い方のほうがしっくりきます。
まだ大手キャリアで1つの契約に5,000円くらい払っている方は、ぜひ怖がらずに格安SIMの世界に飛び込んでみてください。毎月1,000円台で済むようになったなんて方も多々いるようですよ!