日々の体温を記録することができる体温管理アプリ「みんなの体調ノート」。
従来のアプリはチーム向けで、職場やサークルなど大人数の体温を記録しやすいアプリでしたが、2021年7月末に「みんなの体調ノートforファミリー」がリリース。
こちらは家族という少人数での体温管理により特化したアプリとなっています。早速、5人家族である我が家で導入してみました。
目次
体温記録はわずか一人数秒でできる
我が家は夫、妻である筆者、高校生と中学生の子ども3人という構成。夫や子供たちは、それぞれの職場や学校で毎朝検温するように言われています。
それぞれの体温をひとつのアプリで記録しておきたい、という時に便利なのが「みんなの体調ノートforファミリー」。
使い方はとても簡単なんです。
まず、家族の名前を登録したらその時の日時と、体温がデフォルトで36.5度の状態で表示されます。
これを検温した時間と体温に選びなおせばOK。時間にして一人わずか数秒で、その日の朝の体温が記録できます。
朝は何かと忙しい時間帯ではありますが、ちょっとひと息ついた時、スマホ片手に「今日は何度だったー?」と家族に聞きます。それぞれの体温を答えるので、ピッピと修正して「記録」ボタンをタップ。はい、これで終了です。
こんなに簡単でいいの?と思うくらい、手間がかかりません。
▲体温はデフォルトでは36.5度の状態。右の三角マークで調整して「記録」を押せばOK
体温の修正やグラフ化、体調のメモもできる
朝、いつもよりずっと忙しくてアプリが開けなかった!という場合でも心配はご無用。「そういえば今朝は何度だった?」と聞いた時間帯が夜だったとしても、日時や体温を後から修正することができます。
もちろん、検温してすぐに記録することが望ましいのですが、修正して記録できるのはやっぱり安心ですよね。アプリの画面を切り替えれば、家族全員の一週間や一ヶ月単位での体温をグラフ化することも可能です。
また、いつもと体調が違う場合は、メモに残しておくこともできます。体調やその日の状態を書き残しておきたい時などに安心ですね。
▲体温がいつもと違う場合、このようにメモを入れておきました
「みんなの体調ノート」チーム用とファミリー用の違い
「forファミリー」(以下ファミリー用)より前にリリースされていた「forチーム」(以下チーム用)は、人数が無制限で利用できるので、10名以上など大人数の体温管理に対応しています。他にもなにか違いがあるのか、調べてみました。
チーム用は「自分のスマホ」が必要
チーム用では、管理者が登録者をLINEで招待し、アプリをダウンロードしたらそれぞれ自分のスマホで体温報告できる仕様になっています。したがって、チーム用を家族で使いたい場合は、家族全員がスマホを持っているなら使いやすいでしょう。
我が家の場合、中学生の二人の子どもはまだスマホを持っていませんので、ファミリー用の方が便利と感じました。
▲チーム用では、登録者がそれぞれのスマホで体温を報告する
チーム用には有料プランも
ファミリー用はすべて無料で利用できますが、チーム用には無料プラン、有料プランがあります。無料プランでは過去一週間分しか体温の記録を閲覧することができません。有料プランなら、無期限で記録できるほか、体温記録のCSV出力や一つの端末での複数人報告などに対応しています。
「みんなの体調ノート」ファミリー用とチーム用、あなたの使いやすい方を選んでみてくださいね。我が家では毎朝、ファミリー用に記録すべく、私がスマホ片手に「ちょっと今日の体温教えてー!」と家族を追いかけ回しています。