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スマホの保護フィルムとガラスフィルムの違いって?種類別に解説

新しいスマートフォンを買ったら、まず最初に何をしますか?

最近は古い端末からのデータ転送なども簡単にできるようになったことで、面倒な作業もほとんどなく、すぐに新しいスマホを使えるようになりました。

 

しかしそんななか、少なからず悩む人がいる問題として、「保護フィルム」の存在があります。

スマホの保護フィルムはどれを選べばいいのか、どのような種類があるのか、どこで買えるのか。

本記事では、そのような疑問にお答えします。

「保護フィルム」と「ガラスフィルム」は別物?

家電量販店やスマホショップに行くと、たくさんの保護フィルムがズラッと並んでいる昨今。商品にはそれぞれ「対応端末」が記載されていますので、基本的には自身のスマホに対応しているフィルムを選べば問題ありません。

 

ですが、実際に売り場で商品を眺めてみると、同じ端末でもさまざまな種類のフィルムが販売されていることがわかります。

あまりにも選択肢が多いと、「いったいどれを選べば……?」と目移りしてしまいますよね。

スマートフォンに貼って画面を保護するフィルムは、大きく分けて2つの種類に分類できます。

それが、「保護フィルム」と「ガラスフィルム」です。

保護フィルムとは

液晶保護フィルム(保護フィルム)は、画面が傷つくことを防いでくれるフィルム。

樹脂素材を使っており、薄くて柔らかいのが特徴。画面を触っていてもほとんど違和感がないくらいに極薄ですが、画面に小さな傷が付かないようにガードしてくれます。安価で買えるのもポイントですね。

 

デメリットとしては、後述する衝撃吸収タイプ以外は大きな衝撃に弱いこと。また、その柔軟性から、貼るときに気泡が入りやすいことが挙げられます。

ガラスフィルムとは

ガラスフィルムは、保護フィルムよりも厚くて硬いのが特徴。

文字通り「ガラス」でできているため頑丈で、透明度が高く、クリアな見た目のまま画面を保護してくれます。保護フィルムと比べると気泡が入りにくく、きれいに貼りやすいというメリットもあります。

 

デメリットとしては、商品によっては厚みが感じられること。また、画面を確実に保護してくれますが、しっかりとした作りをしているだけあって値段も少しお高めです。

近年はより頑丈さに特化した、強化ガラスを使ったフィルムも人気ですね。

保護フィルムにはどんな種類がある?5つのタイプ

前者の「保護フィルム」については、ある機能に特化したタイプの商品が販売されています。ここからは、その代表的なタイプを見ていきましょう。

光沢タイプ(クリア)

ツヤのある、つるつるとしたさわり心地のフィルム。

画面をクリアな見た目のまま保護することができるため、写真や動画をよく見る人におすすめ。

ただし、太陽光が反射しやすいため屋外での使用には向かないのと、指紋が付きやすいという問題があります。

マットタイプ(アンチグレア)

さらさらとした、マットなさわり心地のフィルム。

光沢タイプのようなツヤはありませんが、指の滑りが良いため操作しやすく、太陽光の反射も抑えてくれます。操作性が良くて指紋も付きにくいことから、愛用している人も多いようです。

 

ただし、光沢タイプと比べると画面が白っぽく見える場合もあります。画面の見え方が気になってしまう人は、ご購入の際にはご注意ください。

ブルーライトカット

ブルーライトカット加工が施されているフィルム。

液晶画面から発せられるブルーライトを軽減してくれる、目に優しいフィルムです。スマホ画面を見る時間が長い人におすすめ。

 

特殊な加工ゆえ画面の色味が目に見えて変わるため、他のフィルムから乗り換える場合は慣れが必要かもしれません。

覗き見防止

文字通り、覗き見を防止できるフィルム。

周囲の覗き見を防ぐブラインド加工が施されており、一定の角度からはスマホの画面が見えなくなります。電車内など、プライバシーが気になる人におすすめ。

 

もちろん正面からは普通に見れますが、画面が若干暗く感じられるかもしれません。気になる人は、スマートフォンの輝度を調節して対応しましょう。

衝撃吸収

保護フィルムの中でも、衝撃を抑えることに特化したフィルム。

衝撃に強い素材を使っているため、切り傷をはじめとする強い力からもスマホを守ってくれます。光沢タイプと比べると透明度は落ちますが、保護性能を重視したい人にはおすすめのフィルムです。

 

しかし、フィルムはあくまでも「画面を保護する」ものですので、側面からの衝撃には対応できません。頑丈なスマホカバーやケースと合わせて使うようにしましょう。

その他の特徴があるものも

上記に挙げた以外にも、最近はさまざまなフィルムが登場しています。

 

たとえば、貼り付ける際のガイドフレームや補助具が同梱されている商品。

付属の「型」にスマホをはめるだけで、誰でも簡単&確実にフィルムを貼ることができます。どうしても気泡が入ってしまうなど、苦手な人には嬉しいですね。

 

あるいは、カメラ用のフィルム。近頃はスマホの内蔵カメラが進化したことで、カメラのレンズ部分に貼るためのフィルムも登場しています。

透明のシンプルな保護フィルム以外にも、ちょっとおしゃれなデザインフィルムもあるのだそう。

保護フィルムはどこで買える?

以上のような保護フィルムを取り扱う店舗は、近年増えつつあります。

家電量販店はもちろん、おしゃれなスマホケースを扱う雑貨店で一緒にフィルムを販売している場合も。ユーザーの多いiPhoneは販売店も多く、100円ショップでも対応したフィルムを取り扱っています。

 

具体的には、以下のような店舗でフィルムを販売しています。

 

  • 家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など)
  • キャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンクなど)
  • ホームセンター、生活雑貨店(東急ハンズ、ロフト、カインズホーム、ドン・キホーテなど)
  • 100円ショップ(ダイソー、キャンドゥなど)
  • ネットショップ(Amazon、楽天市場など)

 

店舗の規模や地域によっては取り扱っていない場合もありますので、詳しくは個別にお問い合わせください。

まとめ

以上、スマホの「保護フィルム」について紹介させていただきました。

家電量販店に並ぶ膨大な数の商品を見ると、「どれを選べばいいかわからない……」と困ってしまいそうですが、本記事でご説明した「種類」や「特徴」を把握しておけば、少しは選びやすくなるのではないかと思います。

 

安価な保護フィルムにするか、頑丈なガラスフィルムにするか。
光沢タイプにするか、マットタイプにするか。
覗き見を防止する加工があったほうがいいのか、目に優しいほうがいいのか。

 

自分が重視する点をあらかじめ考えて、どのタイプのフィルムにするかを決めておけば、店舗で商品を選びやすくなるはず。この記事が、フィルム選びの参考になりましたら幸いです。

Contributor

けいろー

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。

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