スマートフォンユーザーにとっては、メールに取って代わったともいえるコミュニケーションアプリ「LINE」。
街中でもLINEを使っている人はよく見るし、あの着信音もよく耳にします。
こんなにたくさんの人が使っているなんて……みんな、一体どんな風にLINEを使っているんだろう?
というわけで、BIGLOBE社内でアンケートを行なってみました!(2017年1月実施)
LINEを使う人の割合は…
まず、アンケートに答えていただいた方のLINEの利用状況は、使っている人が86.5%と約9割に上りました。
使う端末を複数回答で聞いてみると、約3割の人がPCで使用していることが明らかに!
LINEでよく使う機能は上位から順にトーク、無料通話、企業からのメッセージ受信がトップ3。
LINE NEWSやLINEゲームなどその他の機能はそれぞれ10%以下にとどまりました。
無料通話は、“無料”というだけあってほとんどの人が使っているかと思いきや44%と半分以下。
LINEの普及率が80%以上なのに比べて、案外使わない人も多いんですね。
トークの相手は?
最も利用頻度の高かった機能「友人、知人とのトーク」について、どんな人とトークをしているのか聞いてみると、やはり「家族」「友人」がほとんど。
友人とは会話を楽しむのはもちろん、「写真の共有」、「待ち合わせ時のみに使う」という人も。
どういう意味か「女子との連絡のみ」という男性の回答もありました(笑)。
家族相手だと、同居の家族の場合「これから帰る」という連絡や「買い物メモの共有」(これ買って来て!というものですね)、離れて暮らす家族には「父親に子ども(孫)の写真を送る」や「甥・姪の写真を送ってもらう」といった、写真のやりとりでの利用が目立ちました。
またグループトークを使って、サークルメンバー、ママ友やスマホゲームの仲間と一緒に複数人での会話や連絡用に使う人も多いようです。
企業からのメッセージって便利?
最近は、企業がLINEの公式アカウントを持っていて販促に利用するケースも多々あります。
でもいまいち活用できていない気がする……ということで、企業からのメッセージをどう使っているかも聞いてみました。
一番多かったのは「クーポン」の利用。
確かに、よくLINE限定クーポン、なんてお店にも書いてあることがありますね。
そのほか、ニュース配信やセール情報で活用している人もいたのですが、案外多かったのが「無料スタンプほしさに友だち登録して、その後は使っていない」というパターン。
企業の公式アカウントと「友だち」になると無料スタンプをダウンロードできるというサービスが多いんですよね。
企業側からすると「その後も使ってくれよ~」という感じかもしれませんが、そのままメッセージは受信しているケースも多いようなので、スタンプきっかけで友だちになればユーザーも企業も、メリットが多いかもしれません。
無料通話は電話とどう使い分けてる?
最後に、LINEの無料通話機能を使っている人に、通常の電話とどちらの利用頻度が高いか聞いてみると、LINEの方が多いという人が約6割でした。
どう使い分けているのか?といえば、多くの人が「通常の電話代わり」。
キャリアの無料通話プランを使っている方は、かけるときは通常の電話にするけれど、LINEでつながっている友だちからかかってくることはある、という回答も。
また、「子どもが格安スマホしか持っていないので、子どもにかけるときはLINE通話」といったケースも。
格安スマホ(MVNO)は通話は従量課金制というプランも多いですし、格安スマホの浸透とともに、LINE通話をはじめ通話アプリを使う人も増えてきている印象ですね。
みなさんのLINEの使い方に近いものも、「なるほど」というものもあったのではないでしょうか。
まだLINEをお使いでない方も、ぜひ検討してみてくださいね。
※ビッグローブ 社内アンケート
実施時期:2017年1月
サンプル数:163名
協力:(株)マーケティングジャンクション「tunotter(ツノッター)」
http://tsunotter.com/