デザインの好み、性能、機能。スマホの機種を選ぶ際にチェックする基準は様々ですが、毎日手にとって操作するものだからこそ「本体サイズと重さ」はよく吟味したいもの。
今回はBIGLOBEモバイルで特に人気の高いSIMフリースマホ5機種と、Apple iPhoneシリーズの人気モデル1機種を加えた全6機種で、画面や本体サイズ、重量を比較してみました。
目次
人気の6機種のサイズ比較一覧
今回比較するスマートフォン6機種は以下のとおり。
外観で比べてみると、おおよそ次の写真のようになります。
機種名 | 縦(mm) | 横(mm) | 厚さ(mm) | 画面サイズ(型) | 画面解像度(Pixel) | 重さ(g) |
---|---|---|---|---|---|---|
シャープ AQUOS sense lite | 144.0 | 72.0 | 8.5 | 5.0 | 1920×1080 | 147 |
富士通 arrows M04 | 144.0 | 71.0 | 8.0 | 5.0 | 1280×720 | 148 |
HUAWEI P10 lite | 146.5 | 72.0 | 7.2 | 5.2 | 1920×1080 | 146 |
Motorola Moto G5s Plus | 153.5 | 76.2 | 8.04 | 5.5 | 1920×1080 | 170 |
ASUS ZenFone 4 | 155.4 | 75.2 | 7.5 | 5.5 | 1920×1080 | 165 |
Apple iPhone SE | 123.8 | 58.6 | 7.6 | 4.0 | 1136×640 | 113 |
サイズの大小などが「使い勝手にどう影響してくるのか?」。イメージしにくい場合の参考として、次のような視点も用意してみました。
【チェックしたいポイント】
- 表示の見やすさ:画面サイズ、画面解像度
- 操作のしやすさ:画面サイズ、縦のサイズ
- 持ちやすさ:横のサイズ、厚さのサイズ、重さ
ここからは上記三つの視点ごとに、優れた機種をまとめていきます。
表示が見やすいのは「Moto G5s Plus」「ZenFone 4」
表示の見やすさに影響する「画面サイズが大きい」「画面解像度が高い」という基準をもっとも満たすのは、Moto G5s PlusとZenFone 4の2機種。
いずれの機種も5.5型・フルHD解像度(1920×1080ドット)と、大きくきめ細かい表示ができる画面を搭載します。
次はP10 lite。ディスプレイは大きさだけひとまわり小さい、5.2型・フルHD(1920×1080ドット)のものです。
操作がしやすいのは「Moto G5s Plus」「ZenFone 4」
操作のしやすさに影響する「画面サイズ」がもっとも大きいのもMoto G5s PlusとZenFone 4の2機種。
画面が大きいほど表示が大きくなるため、細かなボタンのタッチ操作も容易に。2機種とも、この点で有利な5.5型の大きいディスプレイを搭載しています。
一方で、片手操作という別の視点で考えると、扱いやすいのはiPhone SE。
本体サイズの小ささは6機種中ダントツです。ただし画面サイズも小さいので、人によっては細かな操作がしづらいと感じることも。
持ちやすいのは「iPhone SE」
持ちやすさに影響する「横のサイズ」「厚さのサイズ」「重さ」が小さく(軽く)設計されているのはiPhone SE。
他5機種と比べると「横のサイズ」は1cm以上小さく「重さ」も30g以上軽くなっています。
次がP10 lite。5.2インチの大きな画面を搭載するので意外ですが、本体は軽量設計。「厚さのサイズ」も6機種中でもっとも小さい7.2mmでした。
バランス型の「AQUOS sense lite」「P10 lite」「arrows M04」
表示の見やすさ、操作のしやすさ、持ちやすさに必要な要素をバランスよく備えているのは、AQUOS sense liteとP10 lite、arrows M04の3機種。
AQUOS sense liteは5インチの画面にフルHD解像度のきめ細かさを詰め込み、かつ「縦のサイズ」「横のサイズ」「重さ」も上位に位置します。
またarrows M04は「横のサイズ」「厚さのサイズ」「重さ」が優れた数値。「画面解像度」こそ他5機種に劣りますが、その分他5機種にはないタフさを備えています。
デザインや性能、機能とともに、毎日使うスマホだからこそ疎かにしてほしくはない扱いやすさ。その扱いやすさに直結するサイズの違いをしっかり押さえて、購入する機種を絞り込んでみましょう。
※本記事の内容は、2017年12月25日現在の情報です。