「PayPay」や「LINE Pay」など今は様々なQRコード決済サービスがあります。
QRコード決済サービスとは事前にアプリをインストール・登録し、アプリにチャージ(入金)またはカード情報を入力しておくと、支払いのときにアプリでお店のQRコードを読み込むだけで簡単・素早く決済できる便利なサービスです。
「J-Coin Pay」もそんなQRコード決済サービスの一つ。ここでは「J-Coin Pay」がどのようなQRコード決済サービスなのか、また簡単な使い方についてご紹介しましょう。
目次
「J-Coin Pay」とは?
「J-Coin Pay」とは2019年3月に、メガバンクのひとつ「みずほ銀行」がリリースした新しいQRコード決済サービスです。では、その特徴を確認してみましょう。
登録口座からチャージして利用
「J-Coin Pay」は登録した銀行口座から一旦、アプリにチャージするタイプです。入金の範囲しか使えないので、カード決済のように使いすぎる心配がありません。
お店での支払い以外にも便利!
「QRコード決済サービス」と言うと、お店での支払いでのみ利用するイメージですが、実は「J-Coin Pay」は支払い以外にも二つの便利な使い方ができます。
送金する:アプリ間でいつでも、どこでもお金のやり取りができる
入出金する:アプリに入金するだけでなく、逆に口座に出金もできる
さらに、これらサービスはどれも手数料0円。
例えば、部費や会費の集金に、飲み会代やプレゼント代の割り勘に、そして遠方の家族への仕送りに、と「J-Coin Pay」ならいろいろな場面で活用できそうです。
全国90を超える銀行が加盟
「みずほ銀行」がリリースしたサービスではありますが、北は「北海道銀行」から南は「沖縄海邦銀行」まで、全国90以上の銀行が加盟しています。(2021年5月時点)
すでに主要な地方銀行の多くは加盟しているので、大抵の方はすぐにでも利用できるでしょう。ちなみに、今後も加盟銀行は増える予定とのことです。
また、銀行間の送金には手数料がかかるのが一般的ですが、「J-Coin Pay」であればアプリ間は手数料0円。実質的に地方銀行への送金をタダでできるわけです。
全国いろいろな店舗で使える
「J-Coin Pay」が利用できるのはコンビニをはじめ、ドラッグストアやスーパーマーケット、飲食店、家電量販店など全国40万店舗以上。(2020年8月時点)
「PayPay」や「LINE Pay」など先陣のQRコード決済サービスと比較するとまだまだ少ないようですが、それでもファミリーマートやすき家、ビックカメラなど全国規模のチェーン店が多く加盟しているので、便利に利用できるでしょう。
ちなみに、加盟銀行と同様に、加盟店もこれから増える予定とのことです。
「J-Coin Pay」の簡単な使い方
ここからは、簡単に使い方を見ていきましょう。
登録の流れ
1.アプリをダウンロードする
2.ユーザー情報を登録する
3.銀行口座を登録する
たった3ステップで登録は完了!早ければわずか5分でサービスを利用できます。
支払いの方法
1.アプリを立ち上げる
2.「支払う」をタップする(お店側が金額を入力する)
3.お店のQRコードを読み取る
これだけで支払いは完了! お財布からお札や小銭を探す手間がかかりません。
送金の方法
1.アプリを立ち上げる
2.「送る」をタップする
3.「QRコードでおくる」をタップする
4.金額を入力して、「この金額をおくる」をタップする
5.相手にQRコードを読み取ってもらう
上記は「QRコード」での方法ですが、ほかにもSMSやLINEでも送金できます。
初めてのQRコード決済におすすめ!
今回は、「みずほ銀行」がリリースした「J-Coin Pay」がどのようなQRコード決済サービスなのか、主なサービスの内容と使い方についてまとめてきました。
「PayPay」や「LINE Pay」など様々なQRコード決済サービスがあるなかで、「J-Coin Pay」の特徴は送金・入出金の手数料がすべて、何度でも0円なこと。
アプリと銀行口座との入出金には一定の手数料が掛かるのが一般的なので、とくに銀行口座との入出金の手数料まで0円なのは、他のサービスにない強みです。
どこのQRコード決済サービスも利用したことがない方はもちろん、「PayPay」や「LINE Pay」などを使っている方も、この機会にぜひ登録してみてください。