気圧や天候の変化によって、頭痛や倦怠感など、体の不調が出る人がいます。体質によっては強い痛みが出ることもあり、日常生活に支障が出てしまうことも。
実は、この気象病による体調不良を予測するアプリがあるのはご存知でしょうか?
この記事では、気象病予測アプリ、「頭痛ーる」の機能と便利な使い方を紹介します。
目次
「頭痛ーる」とは?
「頭痛ーる」をよく知らない方向けに、まずはどのようなサービスなのか、概要を説明します。
気圧の変化による体調不良を管理・予測できるサービス
「頭痛ーる」は、気圧の変化によって起こる体調不良を予測・管理できるサービスです。
天候の変化によってある日突然やってくる体調不良を予想できれば、大事な用事を別の日にしたり、あらかじめ休みを取ったりと対策ができますよね。
このように、「頭痛ーる」は生活を気象病に振り回されないために生まれたサービスです。
おすすめはスマホアプリ Web版は機能が限定的
「頭痛ーる」にはWeb版とアプリ版の二種類が存在します。Web版でも痛み予報など基本的な機能は使用できますが、痛みノートなどの記録・管理機能は使えません。
▲「頭痛ーる」のWeb版。マップと痛み予報グラフのみのシンプルなツール
「頭痛ーる」の機能をフル活用したい場合はスマホアプリ版をおすすめします。
「頭痛ーる」アプリ版の機能
ここからは、具体的に「頭痛ーる」のアプリで何ができるのか、便利な機能を紹介していきます。
気圧予報グラフ
アプリ版・Web版で共通して利用できるのが気圧の予報です。自分の現在地の気圧に対し、その変遷と警戒度が表示されます。アプリ版はWeb版と比べてグラフが大きく表示されており、気圧の変化が見やすくなっているのが特徴です。
痛みと服薬の記録
「頭痛ーる」には、そのとき感じた痛みと、薬の服用を記録する機能があります。記録した痛みと薬の履歴はグラフに表示されるほか、痛みノートの一覧で確認することも可能です。
▲痛みノートの入力画面
▲記録の一覧
地域ごとの気圧予報の確認
Web版・アプリ版共に、気圧の予報を地域ごとにマップで確認することができます。外出する予定があるときに便利です。
月額300円のプレミアム機能も
「頭痛ーる」は無料でも非常に便利ですが、気圧予報や体調管理をより詳細にできる月額300円のプレミアム機能も用意されています。2週間の無料お試し期間も用意されていますので、気になる方は検討してみてください。
「頭痛ーる」のプレミアム登録で利用できる機能の一部を紹介します。
プレミアムの機能:気圧予報の限度が6日後まで延長
通常版の場合、気圧予報は最大32時間先まで確認できます。プレミアム機能に登録すると、144時間(6日)先まで閲覧できるようになります。
▲5月7日時点の画面。13日の早朝まで気圧予報が見られる。
32時間ではちょっと不便、もう少し先まで知りたい、という方におすすめです。
プレミアムの機能:痛みノートが無期限で記録できる
痛みと薬の記録である「痛みノート」が、通常版では90日なのが無期限で記録・閲覧できるようになります。半年や1年など、長いスパンで体調を確認したいときに重宝します。
プレミアムの機能:他のユーザーの痛みの分布がわかる
「頭痛ーる」では痛みの記録が可能ですが、プレミアム機能を利用すると、他のユーザーの痛みの分布「みんなの痛みナウ」がパーセンテージで見られるようになります。
プレミアムの機能:気圧予報の都道府県別表示
アプリの通常版とWeb版では、地域別の気圧予報は「東京」「大阪」「金沢」など、おおまかな11の地域で表示されます。一方プレミアム機能を利用すると、都道府県レベルの詳細な予報が表示されます。より詳しい予報を知りたい場合に便利です。
プレミアムの機能:痛みカレンダーの追加
痛みノートの痛みと薬の記録を、カレンダーとして表示できるようになります。いつ痛みが発生し、今月はどのくらい薬を飲んでいるのかを把握するのに重宝します。
「頭痛ーる」の活用方法
痛みの出そうなタイミングを予測し、痛みの記録ができる「頭痛ーる」は非常に便利。では、具体的に「頭痛ーる」はどのような場面で活用できるのか、一例を見てみましょう。
外出や旅行前に行先の気圧をチェック
「頭痛ーる」を利用すると、外出や旅行前に、行き先の地域の気圧をチェックすることができます。とくにプレミアム機能の6日先までの予報を活用すれば、少し先の予定も立てやすくなるでしょう。
気圧予報に応じて薬を携帯できる
事前に気圧の低下が分かれば、薬の携帯や用意ができます。「急に痛みが出たけど、ストックを切らしていた……」という事態を回避できるでしょう。
また、「頭痛ーる」は気圧の低下予測を前日にプッシュ通知で知らせてくれる機能があり「うっかり忘れ」の予防も可能です。
痛みと薬の記録で健康状態をチェック
「頭痛ーる」は、痛みの状態と薬の服用を記録できるため、健康状態の記録にぴったりです。どのようなときに痛みが起こりやすいのかを、履歴から客観的に知ることができます。
また、気圧と関係なく痛みがある場合、他の病気が隠れているかもしれません。体の異常に素早く気付くこともできるでしょう。
「頭痛ーる」は気圧の変化に弱い人の必須アプリ
気圧の変化に弱い人に、「頭痛ーる」は必須のツールといえます。痛みの起こりやすいタイミングを事前に知り、備えることができるため、痛みに振り回されにくくなります。ぜひお試しください。