Android端末の一部には「ツインアプリ」と呼ばれる機能があります。会社用と私用のスマホを使い分けている人には、一度使ったら手放せないとも言われる便利な機能です。
今回はこのツインアプリについて詳しくご紹介します。
目次
ツインアプリとは?
ツインアプリは、1つのスマホ端末でアプリを複製し、複製したものを独立したアプリとして使える機能です。Android端末の一部に搭載されています。
たとえば、LINEアプリを複製してLINE(1)を作成し、それぞれに別のアカウントを設定して使用できます。
ツインアプリ機能によって、通常は1つのアカウントしか使えないSNSアプリでも、2つのアカウントを作り、仕事用と私用などに使い分けることができるのです。
ツインアプリの使い方
ツインアプリ機能を使って、アプリを複製する方法は簡単!
- 「設定」画面で「ASUSカスタマイズ設定」を選択し、ツインアプリを起動
- 複製するアプリの横にあるスライダーを右に動かす
これでOK!
一部のアプリでは、デバイス内のファイルにアクセスする許可を求められる場合があるようなので、もしポップアップダイアログが表示されたら、「許可」をタップしてください。
※本記事で紹介する操作方法はASUS端末の操作方法です。ご自身のスマホの操作方法をご確認ください。
ツインアプリ対応機種はコレ!
2019年10月現在、日本で発売されている機種でツインアプリに対応しているのは「HUAWEI」「ASUS」2社のスマホのみです。
BIGLOBEモバイルで取り扱っているスマホのうち、以下の機種が該当します。
メーカー | 対応機種 |
---|---|
HUAWEI |
ホームアプリが「EMUI 5.0」以降の機種
|
ASUS |
ホームアプリが「ZenUI 4.0」以降の機種
|
※2019年10月3日現在
ツインアプリは、スマホにもともとインストールされているホームアプリの機能です。後から追加することはできません。また、2019年10月現在、iPhoneにツインアプリ機能はありません。
ツインアプリで使えるアプリはどれ?
ツインアプリは、LINE、Instagram、Facebook、Messenger、Twitter、Whats Upなど、多くのSNSアプリで使うことができます。
ツインアプリを使うときの注意点
ツインアプリ機能を使うには、電話番号が2つ必要
ツインアプリ機能があれば誰もがSNSのアカウントを2つ作れるのかというと、そうではありません。
というのも、多くのSNSアカウントでは電話番号ごとにアカウントを作るため、ツインアプリ機能を使うには2つの電話番号が必要になります。
そのため、ツインアプリ機能に対応した機種は「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」という、1台のスマホに2枚のSIMを挿入して同時に待ち受けできる機能のあるものに限定されています。
それは言い換えると、「2枚のSIMを契約する必要がある」ということでもあります。
DSDSに非対応の機種や、DSDS対応機種であっても一つしかSIMが挿入されていない場合は、1つのアカウントしか使うことはできませんので、注意が必要です。
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アプリ1つの複製は2つまで
先ほどお伝えした通り、アプリのアカウントは多くの場合電話番号と対応するので、基本的にはSIMの枚数、つまり2つまでしかアプリを複製することはできません。
データ容量にも注意
アプリが倍になるということは、その分データ容量を使うことになります。
スマホのストレージには十分注意しましょう。
他の端末でも使えるようになる?
ツインアプリ機能に対応した機種はまだまだ少ないですが、とても便利です。特に、私用とは別に仕事用のSNSアカウントが必要な人にはおすすめです。
機種変更の際には、ツインアプリ機能を搭載した機種を検討してみてはいかがでしょう。
スマホの機能を活用して、より便利にスマホライフを楽しみましょう!