1. 格安SIM/スマホ TOP
  2. しむぐらし
  3. PTZカメラの活用法は?リモート会議やライブ配信がスムーズに

PTZカメラの活用法は?リモート会議やライブ配信がスムーズに

PTZカメラの活用法は?リモート会議やライブ配信がスムーズに

これまでのリモート会議やライブ配信では、マルチカメラとスイッチャーの組み合わせが主流でした。

 

最近では、それらの機能を集約した「PTZカメラ」の利用が増えつつあります。ここでは、PTZカメラの基本と活用方法、おすすめのPTZカメラをまとめてご紹介します。

PTZカメラとは?

PTZ(ピーティーゼット)カメラの「PTZ」は、「P」anoramac(水平方向)、「T」ilt(垂直方向)、「Z」oom(拡大)の頭文字を取ったもの。広角レンズを使用し、遠隔操作で左右(水平方向)・上下(垂直方向)に首振りでき、拡大縮小(ズーム)できるため、対象を見つけて追従しやすいのが特徴です。

 

PTZカメラは、店舗の万引防止、駐車場の入出庫管理、工場の製造ラインでの品質管理など、商用でも幅広く活用されています。

 

さらに、その便利な機能に着目してリモート会議でもPTZカメラが注目されつつあります。背景には、Web会議の普及に加えて、従来の1対1形式でのWeb会議から、複数での対談をオンライン配信する複数対個人の形式、または複数対複数の形式で行われるハイブリッド会議が増えてきたことにもあります。

 

例えば、会議室に数名在席してオンライン会議を進行する場合、単なる広角レンズ対応カメラでは、端の人が見切れてしまうことがあります。こんなときPTZカメラがあれば、あらかじめカメラをプリセットしておくことで、発声している人を追いかけて撮影してくれるので、話している人をカメラの中心に映すことができます。つまり、マルチカメラとスイッチャーの役割をPTZカメラ一台で担ってくれる、というわけです。

リモート会議、ライブ配信でのPTZカメラ活用法

PTZカメラの特長を生かすと、リモート会議やライブ映像配信がより臨場感のあるものに。リモートであっても、その場に居合わせて会議に参加する雰囲気が作り出せます。

 

以下で、PTZカメラの活用方法をみていきましょう。

広い視野角で室内全体を撮影・話し手を追従してカメラに映し出す

PTZカメラの特徴といえば、カメラの操作や機能がさらに充実する点。

広い視野角で会議の参加者全体を映し出すことに加え、カメラが話し手を追従する機能が搭載されていれば、発話者が誰なのか、というのも明確に分かり、会議の進行に戸惑うことがありません。

複数×複数のWeb会議でも音声が聞き取りやすい

マイクやスピーカー機能が充実しているPTZカメラもあります。

例えば、ノイズキャンセリングやエコーキャンセラーなどの機能が付いているため、不要な音はできるだけ拾わず、ハウリングしにくい、といったメリットも。

 

Web会議では、音声がクリアに聞き取りやすいということは、相手への必要最低限のマナーかもしれません。

光学ズーム機能で会議資料や商品サンプルをくっきり映す

例えば、リモートでのセミナーやプレゼンテーションでは、手元の資料や本、商品サンプルを使って進めることもあります。

 

光学ズーム機能搭載のPTZカメラであれば、資料やサンプルを拡大して、くっきりと映し出すことができます。

機能充実のPTZカメラをチェックしてみよう!

ひとくちにPTZカメラといっても、アイテムにより備わっている機能が若干違います。また、高機能ゆえに価格は高めになっていますが、スイッチャーが不要ですし、その分の手間も各段に減らせるため、場合によってはコストパフォーマンスが高めです。

 

以下で、Web会議に便利なPTZカメラをいくつかみていきましょう。

EMEET Meeting Capsule

EMEET Meeting Capsule」は、カメラ、マイク、スピーカー、リモート会議で必須といえる機能がコンパクトに集約された多機能Webカメラ。これ1台で、1人から多人数のすべてのリモート会議に対応できます。

 

本体を電源とパソコンに接続するだけで使用可能。主な機能として360度AI自動フォーカスカメラ、8つの全指向性マイク、10Wスピーカー、ノイズキャンセリング、5つの会議モードが備わっています。

 

操作は、リモコン、専用のeMeetLinkソフト、本体ボタンの3つの方法があり、例えば本体から少し離れた場所でも、カメラやモードの切り替えがリモコンで操作できるので会議の進行がスムーズ。

 

また、独自のAIアルゴリズムで音声に応じてアクティブな発話者の顔をモニター上に表示してくれるため、今誰が発言しているのかが参加者に分かりやすくなっています。

KAIGIO CAM360

ソースネクストの「KAIGIO CAM360(カイギオ カム)」は、カメラ、マイク、スピーカーがオールインワンになった会議室用Webカメラです。4つの高画質レンズ、8つの無指向性マイク、3つの高性能スピーカーと、Web会議に必要なアイテムがひとつにまとまっています。

 

パソコンと電源に本体を接続すれば良いだけなので、設置が簡単なのも魅力。独自のAIが人物を自動判別するので、発話者でなくとも本体の近くにいる人を自動検知して映し出してくれます。

 

本体上部にある「モード切替スイッチ」「音量ダウン/アップ」「マイクミュート」ボタンを押すだけで簡単に操作できます。また、全部で7つの表示モードがあり、一画面に参加者全員を映し出す「1~9人」のモード、会議参加者全員と個人を一画面に映し出す「360°パノラマ+1~9人」のモードなど、会議人数や開催方法により使い分けが可能になっています。

サンワダイレクト Webカメラ400-CAM089

サンワダイレクトの「400-CAM089」はWeb会議用のカメラ。電源不要、付属のUSBケーブル1本で、パソコンとスピーカーに接続できます。音に反応して発話者を追尾する自動追尾機能が付いており、水平角度に170度を追尾してくれます。

 

カメラにスピーカーを接続すると、カメラ内部でスピーカーから出る音を解析してくれるため、パソコン内蔵スピーカーや、 外部スピーカーから出る音を、自動追尾しにくくなります。拾ってほしくない音を拾わないのはうれしい機能ですね。

 

こちらのWebカメラは、光学10倍ズームレンズを搭載しているのも特徴です。例えば、会議資料やサンプル商品などをもっと詳しく映し出したい場合に、ズーム機能を使うことで見せたい対象にズームしてくっきり映し出すことができます。

 

オールインワンタイプのWebカメラではありませんが、3商品の中では一番コンパクト。必要最小限の機能でウェビナーやプレゼンテーションを行うのに適しています。

PTZカメラならWeb会議がよりリアルに

多機能なPTZカメラを使用すれば、Web会議やライブ配信がよりリアルに実現できます。主催者がカメラやマイクの調整をしていたのであれば、各段に会議の進行がスムーズになるはず。複数人数でのWeb会議やライブ配信をする際は、ぜひ参考にしてみてください。

 

リモート会議やライブ配信にも「ビッグローブ光」の光回線がオススメ!

 

「インターネット回線が遅い」
「インターネット料金が高い」
などのお悩みはありませんか?

 

安定した速度とリーズナブルな光回線なら、
IPv6接続(IPoE方式)*1で最大10Gbps*2の「ビッグローブ光」がオススメです。
リモート会議やライブ配信もスムーズに行えますよ。

 

「ビッグローブ光」なら他社の光回線(フレッツ光・コラボ光)をお使いでもお乗り換えはかんたんです。工事費実質無料、おトクな特典もご用意しています。

 

*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

 

 

Contributor

中野友希

税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ガジェット・ヘルスケア・子育てなどを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0

次に読むNEXT

特集FEATURE

特集一覧

お困りのことはありませんか?