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オンラインでのiPhone購入時にApple Trade Inを使ってみた

オンラインでのiPhone購入時にApple Trade Inを使ってみた

iPhoneの購入費用を少しでも安く抑えたい。そんな場合に利用できるサービスとして、Apple公式の下取りサービス「Apple Trade In プログラム(アップル トレード イン プログラム)」があります。

 

先日「iPhone 15 Pro」をApple Store Onlineで購入した筆者。購入する際にこのApple Trade In プログラムを初めて利用しました。

 

そこでこの記事ではApple Trade In プログラムの概要、そして実際にオンラインで利用してみた体験談と感想を紹介します。

Apple Trade Inとは

Apple Trade In プログラム(以降「Apple Trade In」とします)はApple公式の下取りサービスです。

 

2023年10月現在のサービス対象は主にApple製品(iPhone/Apple Watch/iPad/Mac/その他)。これらの製品であれば、購入時にAppleで刻印を入れてもらった“カスタマイズ品”でもサービスが利用できます。

 

新製品の購入により不要となるデバイスをAppleで引き取りしてもらうサービスで、引き取りデバイスがハードウェア・ソフトウェアで指定の要件を満たしていれば“下取り”となります(金額がつかない場合は“無料回収”)。下取りになると、新製品の購入代金に対して査定額分を後日返金してもらえます。

 

新製品購入の支払い方法で「ペイディあと払いプランApple専用」による分割払いを選ぶと、購入時の支払金額からあらかじめ査定額(※見込額)を割り引いてもらうことも可能です。

 

なおApple Trade Inはサービス単体(=新製品の購入予定なしの状態)でも利用できます。この場合は次回以降のApple Storeでの買い物時に割引が受けられるよう、現金ではなく、査定額分のApple Gift Cardが発行されます。

Apple Trade In 利用のながれ

Apple Trade Inはオンライン(Apple Store Online)と直営店(Apple Storeの実店舗)いずれでも利用できるサービスです。

 

それぞれで利用する場合の流れをざっくり整理しておきます。

オンラインでの利用

オンライン(Apple Store Online)でApple Trade Inを利用する場合、流れは「製品購入時に利用」する場合と「製品購入なしで利用」する場合の2パターンにわかれます。

製品購入時に利用する場合

オンラインでの製品購入時にApple Trade Inを利用する場合、手順は次のようになります。

 

  • 製品購入時にApple Trade Inを申し込む
  • 下取りに関する案内メールが届く
  • 下取り品の集荷を手配する
  • 下取り品の発送準備(初期化)をおこなう
  • 指定した集荷日時に配送業者のドライバーへ下取り品を渡す
  • 送り先への下取り品到着から数日中に査定結果のメールが届く

 

査定の結果「下取り品の状態が事前に申告した内容と相違なし」と判断されれば完了です。

 

前述のとおり「ペイディあと払いApple専用」での分割払いを利用した場合は事前に割引済みなので、あとの手続きはありません。

 

その他の支払い方法で購入した場合には、利用した支払い方法に対して査定額分の返金がおこなわれます。

製品購入なしで利用する場合

オンラインにて製品購入なしでApple Trade Inを利用する場合は、製品の購入画面ではなく、Apple Trade Inの詳細ページから申し込みをおこないます。

 

申込み画面が異なる点を除けば、申し込み後〜集荷〜査定結果の案内までのながれは製品購入時の利用と同じです。

 

なお製品購入なし(=割り引く対象なし)のため、この場合は次回以降のApple Storeでの買い物時に使えるApple Gift Card(査定額分)が発行されます。

直営店の場合

直営店(Apple Store。実店舗)でApple Trade Inを利用する場合、手順は以下のとおりです。

 

  • Apple Trade Inの詳細ページにある案内にしたがい事前に用意をおこなう
  • 用意を済ませた下取り品をApple Storeへ持ち込む
  • スペシャリスト(店舗スタッフ)がその場で査定・下取りをおこなう

 

下取り品を直営店に持ち込む場合。そのタイミングで製品を購入するなら査定額分を購入代金から割引してもらえます。製品購入なしの場合はApple Gift Card(査定額分)を発行してもらえます。

Apple Trade Inを実際に利用してみた

筆者はオンライン(Apple Online Store)でiPhoneを購入する際、Apple Trade Inを利用してみました。

下取り完了までのスケジュール(実例)

今回Apple Trade Inを利用したのはちょうど新製品(iPhone 15シリーズ)発売のタイミング。普段よりもサービス利用者が多いであろう時期だと想像します。それでも集荷〜送り先に到着〜査定結果の案内までにかかった日数はわずか3日間でした。スケジュール(実例)は以下のとおりです。

 

オンラインでのApple Trade In利用のスケジュール実例

9月27日(水):下取り品の集荷
9月28日(木):下取り品が送り先へ到着
9月29日(金):査定結果のEメールを受信

 

下取り品の集荷にきたのはヤマト運輸のドライバーでした。今回は宮城県からの利用で、通常だと宮城→関東エリアへの宅急便は最短で翌日着。つまり通常の宅急便と変わらない時間で送り先まで届き、そこから1日で査定完了までいたりました。

下取り品の集荷日時までに準備すること

Apple Trade Inを申し込みしたら、下取りに関するメールが届きます。案内に従い、まずは下取り品の集荷日時を手配します。

 

あとは集荷日時までに下取り品の初期化をおこないましょう。こちらも手順は案内メールに記載されています。

集荷時の受け渡し方法

手配した集荷日時に配送業者のドライバーが訪れたら、初期化済みの下取り品を受け渡します。ここでのポイントは「下取り品(デバイスのみ)を“生身”でドライバーへ渡す」ということ。

 

実は筆者自身、利用する中でひとつ「これはどうなっているの?」と思ったことが下取り品の受け渡し方法でした。発送キットのようなものを事前受け取って自分で箱詰めするのか?下取り品だけ手渡しすればあとはお任せできるのか?がメールの文面だけではわかりにくかったのです。

 

今回は製品購入にあわせてApple Trade Inを申し込み。購入した製品の発送案内は下の画像の内容となっており、はじめは「購入製品と一緒に返送用のダンボールなどが届くのかな?」と思っていました。

しかし実際はそうした“下取りキット”的なものの配達はナシ。下取り品の集荷時に、初期化済みの下取り品(デバイスのみ)を“生身”でドライバーへ渡せばOKでした。

 

集荷当日は配送業者のドライバーが箱を持って訪れました。ドライバーから「ここにデバイスを入れてください」という具合に言われるので、組み立てられた箱の中に下取り品(デバイスのみ)を置きます。

その先の箱詰め作業はすべてドライバーにおまかせ、という流れでした。

Apple Trade Inのメリット・デメリット

Apple Trade Inを利用して感じたメリット・デメリットをまとめておきます。

「Apple Trade In」利用のメリット

  • デバイス単体(箱や付属品なし)でも利用できる
  • Apple公式サービスという“安心感”がある

 

Apple Trade Inの大きな魅力はデバイス単体でも利用できるサービスであることです。下取り対象(送付対象)はデバイス本体のみ。手元に箱や付属品がなかったり、それらはまだ使いたかったり、という場合でも利用できます。

 

中古買取販売店などで買い取りをお願いする場合には、デバイス本体の状態に加えて、箱や付属品の有無も査定結果に影響してきます。

「Apple Trade In」利用のデメリット

  • 中古買取販売店のほうが査定額が高くつく場合がある
  • 下取りサービスであり“現金買取”はしてもらえない

 

一方のデメリットとして、手放す製品の状態によっては中古買取販売店のほうが高い査定額がつく可能性がある、ということが挙げられます。

 

とくにデバイス外観に目立つキズ・汚れがなく、動作も正常で、箱や付属品もキレイなまま全て揃っている場合。筆者個人の経験としても中古買取販売店のほうが高く買い取ってくれるケースが珍しくありません。

 

最近は自宅から送料無料(着払い)で査定・買い取りしてくれるお店もあります。買取額(見込額)をネット掲載しているお店もあるので、いったんネット検索してみて相場も調べてみましょう。

 

またApple Trade Inは下取りサービスであり、現金買取はしてもらえません。製品購入なしで利用する場合、下取りによってもらえるのはApple Gift Cardです。使える場所はApple StoreやApp Store、Apple MusicやApple TVなど、Apple公式ストア・Apple公式サービスに限られます。

 

「現金買取してほしい」「次に買うのはApple製品以外になるかもしれない」などの場合には、必然的に他の方法を探すことになります。

 

以上のメリット・デメリットを理解した上で「今回はどれが一番おトクな結果になりそうか?」と考えて使い分けすることがオススメです。

まとめ

Apple Trade In プログラムについて、最後にあらためて情報・実体験からの感想を整理しておきます。

 

  • Apple Trade Inはオンラインでも直営店でも利用できる
  • 製品の購入予定がない場合でも利用できる
  • 下取り品として渡す(送る)のはデバイス本体のみ
  • オンライン利用の場合は初期化したデバイスを生身でドライバーに渡すだけでOK
  • 発送〜査定結果の通知まで数日程度で完了する

 

デバイス単体でも利用できる便利さ、Apple公式ならでは安心感が魅力のApple Trade In プログラム。メリット・デメリットをおさえつつ、Apple製品を安く購入するための一手段として上手に活用してみてください。

 

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光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説

Contributor

まきはら とよかず

1986年生まれ。仙台在住。スマホなどに関心が強く、趣味で海外製品の個人輸入も。ややマニアなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」も更新中。

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