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ZenFone 4レビュー|その実力を徹底検証!

ZenFone 4レビュー|その実力を徹底検証!

最近は「格安スマホ」の注目度が上がって、たくさんのモデルが登場しています。なかでもASUSの「ZenFoneシリーズ」は、デザイン性や機能性の高さから人気のあるモデルです。

そんなZenFoneシリーズの最新モデル「ZenFone 4」が、2017年9月に登場しました。

 

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これまでのモデルからどのような進化をしたのか、どんな機能を備えているのか、実際に使って使い勝手や機能性をチェックしていきましょう。

大きすぎず片手に収まるサイズ感

見た目の印象は、前モデルのZenFone 3に比べるとディスプレイが5.2インチから5.5インチに大型化されていますが、幅で+1.3㎜と少し大きくなっただけ。逆に厚さは0.19㎜薄くなっているため、さほど大きくなった感じはしません。

 

実際に手に取ってみても、片手にしっくりと収まります。厚さも1.5㎜しか増えていないので、収まりよく感じるのかもしれません。そのうえボディ両面は「2.5D曲線Corning® Gorilla® Glass」で覆われているので滑りにくく、よりフィット感が高い印象です。

 

この「2.5D曲線Corning® Gorilla® Glass」のおかげで、“格安スマホ”という呼び方に違和感を覚えるほど、高級感のある外観に仕上がっています。また背面にデザインされた同心円デザインのエッチングは光が当たるときれいに輝き、デザインのアクセントとなっています。

パソコン並みの基本スペックが魅力

見た目だけでなく、基本スペックも充実していています。CPUは最新の「Qualcomm® Snapdragon™ 660」を搭載。メモリーは6GBとパソコン並みのスペックです。画面やアプリの切り替え、動画など、とにかくサクサク動いてストレスをまったく感じません。重たいゲームや複数のアプリを動かしても問題なしです。

 

また、ストレージも64GBと大容量なので、画像はもちろん、動画やアプリ、音楽などをたくさん入れて楽しむことができます。

音質にこだわったオーディオ機能

たっぷり入れた音楽はただ聴くだけでなく、できればいい音で聴きたいものです。ZenFone 4は、臨場感あふれる音質を追求するためにマルチオーディオ技術を投入。内蔵されたデュアルスピーカーでは、広がりのあるサウンドが楽しめます。

 

オーディオウィザードでは「標準」「ポップ」「ロック」「ボーカル」「カスタム」から、好みに合ったモードが選べます。スピーカー効果でも「ステレオ」「モノラル」「アウトドア」から選ぶことができるので、環境に合った楽しみ方ができます。

 

またヘッドホンやイヤホンを使えば「DTS Headphone:X™」による、シアター品質の7.1チャンネルのバーチャルサラウンドを楽しむことも可能です。ハイレゾにも対応し、ノイズキャンセル機能が二つも搭載されている、音楽好きにはたまらない仕様です。

カメラ機能・その1 誰でも簡単に印象的な写真が撮れる

基本性能や音質の話をしてきましたが、このモデルの一番の魅力は、なんといってもカメラ機能。背面に約1200万画素と約800万画素のデュアルレンズを搭載しています。

 

メインカメラには、ソニーのフラッグシップイメージセンサーIMX362を採用。F値1.8の大口径、画素ピッチは1.4μmで、一般的なスマホの約5倍も光を取り込めます。なので、日の傾いた暮れ時や、薄暗い室内でも鮮やかな写真を撮ることができます。

 

セカンドカメラには、120°の広角レンズを採用しています。ワンタッチで切り替えが可能なので、広々とした風景も、大人数の集合写真も簡単に撮ることができます。

 

シャッターボタンの隣にある2種類の「山マーク」で、レンズの切り替えを行います。山ひとつマークが標準レンズ、山三つマークが広角レンズです。

実際に画角を比べてみると、こんな感じです。

 


こちらが標準レンズで撮った写真。これはこれで公園の雰囲気が伝わる写真ですが……

 


広角レンズを使うと空も大きく映り、より広さが伝わる写真になります。

 

また、ワンタッチで簡単に印象的な写真を撮ることができる「ポ―トレート撮影」機能も秀逸です。百聞は一見に如かず、撮り比べた写真がこちらです。

 


左が普通に撮った写真。背景が電線や商店街の看板でゴチャゴチャしていますが、右のようにポートレート撮影機能を使って撮ると、背景がぼけて被写体がより印象的に写ります。

 

さらに、画面を左にスワイプするだけで、フィルターをかけて撮影することもできます。どのような効果が得られるか、フィルターを使ってピザの写真を撮ってみましょう。

左はフィルターなしで撮った写真。おいしそうには見えますが、ちょっと青みがかっています。そこで「温かい」フィルターを選んで撮影すると、赤みがかってソースが一層おいしそうに見えます。

 


フィルターは「レトロ」「ノスタルジック」「温かい」「鮮やか」など8種類から選べるので、イメージに合ったものを選んで撮ってみるといいでしょう。

 

もちろん、撮った写真をあとで加工することもできます。

「ギャラリー」アプリでかなり細かく加工ができるので、インスタなどにアップする場合は、ここで調整してからのほうがいいかもしれません。

カメラ機能・その2 写真好きが思い通りの写真を撮れる

ワンタッチでだれでも気軽に印象的な写真が撮れる機能だけでなく、写真好きが納得する「PROモード」も備えています。

 

「PROモード」に切り替えると画面中央にレベルゲージ、右側(横向き撮影時)には、シャッタースピードやISO感度、ホワイトバランスなどの設定アイコンが現れます。各アイコンをタップするとゲージが現れるので、自分の好みに調整します。

 

例えばオートフォーカスで撮影しようとしたときに、思った位置にピントが来ない。そんなときはマニュアルフォーカスに切り替えて、ピントを調整することができます。

ピザのアップを撮ろうと思ったけれど、オートフォーカスでは中央付近にピントが来ています。もう少し手前にピントを持ってきたいので、マニュアルフォーカスに切り替えてピントを調節します。

左がオートフォーカスで、右がマニュアルフォーカスです。

 

シャッタースピードも、1/10000秒から32秒まで選ぶことが可能です。ですから、車通りの多い夜の幹線道路を撮影するときなどに、シャッタースピードを調節すると……

 

こんな感じ。上がオートで撮った写真で、下がシャッタースピード1秒で撮った写真です。シャッタースピードを遅くしたほうが、クルマのライトが流れて印象的な写真になります。

まとめ

スマホとしての基本的なスペックはもちろん、オーディオやカメラの機能も充実した「ZenFone 4」。

快適にインターネットを活用したい人、いつでも音楽を楽しみたい人、一眼レフのように写真を撮りたい人、あらゆるユーザーが納得できるモデルではないでしょうか。

「ZenFone 4」は、BIGLOBEモバイル価格で51,600円(税別)です。ぜひチェックしてみてください。

 

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Contributor

まきはら とよかず

1986年生まれ。仙台在住。スマホなどに関心が強く、趣味で海外製品の個人輸入も。ややマニアなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」も更新中。

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