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大人気「AQUOS sense2 SH-M08」の魅力を検証してみた!

大人気「AQUOS sense2 SH-M08」の魅力を検証してみた!

5.5インチの大画面ディスプレイなのに持ちやすいサイズ感

デザインやサイズなど概要をチェック!

ディスプレイは5.5インチフルHD+(1,080×2,160ピクセル)のIGZO液晶。サイズは約71(幅)×148(高さ)×8.4(厚さ)mm、重量約155g。

バッテリーは2,700mAhで、連続通話時間はVoLTE時で約1,920分、3Gで1,480分。連続待受時間はLTE時で620時間、3Gで約690時間と、充分に長持ちする仕様です。充電にかかる時間は約180分(同梱のACアダプタ SH-AC04使用時)。

メインメモリは3GB、ストレージが32GBと少なめなのが気になるところです。GmailやGoogleフォトなどアカウントの同期という基本設定をしただけで、ストレージは43%も使用済みに。

 

しかし、AQUOS sense2は外部メモリーを追加することができます。最大512GBのmicroSDXCに対応しているので、写真や動画などの容量を心配することなく、思い出を増やしていけそうですね。

 

充電は拡張性のあるUSB Type-C。安心のイヤホンジャック搭載

AQUOS sense2の端子類はどうなっているでしょうか。充電などの外部接続端子はUSB Type-C。変換ケーブルを使えば、パソコンで使っているUSB接続のキーボードなども使えて便利。

SIMカードなどのトレイは左側面にあります。

右側面には電源ボタンと音量ボタン。電源ボタンと音量下げボタンの同時押しで行うスクリーンショットが撮りやすい仕様です。

上部には、なにかと便利なイヤホンジャックを搭載。イヤホンジャックがあれば、有線のヘッドホンやイヤホンジャックタイプのセルカ棒(自撮り棒)を使うこともできますね。

NFC(Near Field Communication)を搭載しているので、おサイフケータイや、Androidスマホ同士で写真やファイルのやり取りができるAndroidビームも使えますよ。

AQUOS sense2の特徴とは?

明るく鮮やかなのに省エネ仕様のIGZO液晶

AQUOS sense2に採用されている液晶は、前述のとおり「IGZO液晶」。これはシャープが独自に開発したディスプレイで、表示が美しいのはもちろん、静止画での消費電力が少ないのが特徴です。前機種となるAQUOS sense liteよりも消費電力を最大約21%削減しています。

 

これが、バッテリー容量の割には電池持ちがいい理由の1つ。一日中外出しないといけない日に、スマホのバッテリーを気にしていてはお出かけも楽しめません。AQUOS sense2ならそんな心配も不要、というわけです。

 

実際にディスプレイ輝度を最大にした状態で2時間放置したところ、途中でスクリーンショットを撮ったり設定作業などの操作を挟んだりしたにもかかわらず、減少した容量はわずか12%。SIMカードが入っておらず、Wi-Fi環境下ということもあるかもしれませんが、それでも「ずいぶんバッテリー保ちがいいなぁ」と思わずにはいられませんでした。

この価格でハイレゾ音源に対応!

AQUOS sense2で美しいのはディスプレイだけではありません。音楽も美しいサウンドを楽しめます。

その理由は、ハイレゾ(ハイレゾリューションオーディオ)というCDやMP3よりもたくさんの情報量を持つ音源の再生に対応しているから。

 

「ハイレゾを試してみたかったけど、わざわざプレイヤーを買うのもなぁ……」と思っていた人には、この機会にぜひ体験してみてもらいたいですね。それまでほかのスマホで聞いていた音楽との臨場感の違いに、きっととりこになることでしょう。

 

指紋認証や顔認証に対応!

AQUOS sense2では、画面ロック解除方法に「パターン」や「PIN」などのほか、生体認証システムとして「指紋認証」や「顔認証」システムを採用。

持ち上げたときに画面点灯してロック解除の待ち受け状態にする設定にしておけば、iPhone Xなどのように「持ち上げてディスプレイを見ただけでロック解除」するスマートな操作が可能です。

 

指紋認証はディスプレイの下にある指紋センサーでOK。スマホを持ったとき、不自然に指を伸ばさないで済む場所にあるのがいいですね。

指紋センサーをナビキーに?

ところで、指紋センサーがこんなところにあるとポチッと押してみたくなりませんか?「どうせなら、ホームボタンの代わりになってくれればいいのに」と考えるかもしれません。

実は、なるんです。

設定すれば、ワンタップで「ホーム」、右スライドで「戻る」、左スライドで「履歴」を表示するナビキーとして利用可能(動作は左右逆にも設定できます)。もちろん、ディスプレイ上に表示されているナビゲーションバーを非表示にもできるので、表示領域を広々と使えます。

人間味あふれる音声アシスタント「エモパー」

シャープのスマホで忘れてはいけないのが、「エモパー」の存在です。

エモパーは、話しかけられるのを待たずに、ユーザーにとってちょうどよいタイミングで自分から話しかけてくれる音声アシスタント。目が覚めたときに天気予報やスケジュールを教えてくれたり、外出中に近くのコンビニを教えてくれたりと、まさに「エモーショナルパートナー」にふさわしい働きをしてくれます。

 

もちろん、こちらから話しかけることも可能。外出中などエモパーとの会話を人に聞かれたくない場合は、通話スタイルでやり取りすることもできますよ。

AIで進化したカメラ

AQUOS sense2では、わざわざモード切替をしなくてもシーンにぴったりな設定をAIがセレクト。夜景、自然物、料理、ポートレートなど、思い出そのままの写真を残せます。

 

以下は、オート撮影した無加工の写真。購入時の参考にしてみてください。

セルフィーやポートレート

肌の質感をなめらかに整えてくれるインカメラでのセルフィー。AQUOS sense2には、ディスプレイをフラッシュ代わりに使う「セルフィーフラッシュ」機能がありますが、それを使わなくてもキレイに撮れました。

食べ物をおいしく

きつすぎない落ち着いた色味。蛍光灯下での撮影ですが、AIが「料理モード」に切り替えてくれたおかげで青みのない写真となりました。

夜景はキレイに撮れるけど……

夕暮れ時に、新宿駅からモード学園コクーンタワーを撮影。雰囲気のある一枚。

 

新宿サザンテラスのイルミネーション。シャッター速度が1/15秒だったためか手ブレしてしまいました。

 

夜景はキレイに撮れましたが、街灯の光だけでは光量不足でした。残念!

AQUOS sense2はこんな人にオススメ

美しいディスプレイ、難しい設定無しでキレイに撮れるカメラ、空気感すら表現するハイレゾ音源など、エンターテイメント機能がお手頃価格で楽しめるAQUOS sense2。

詳細では触れませんでしたが、防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)にも対応しており、お風呂に持ち込んでの利用もOK

 

「ものすごくハイスペック!」というわけではないけれど、まさに「わたしにちょうどいい」。特別なことをするわけではなく、普段使い用としていつも手元に置いておきたいスマートフォンを探しているのであれば、AQUOS sense2を候補に入れてみるのはどうでしょうか。

 

Contributor

渡辺まりか

デジタルガジェットをこよなく愛するフリーライター。専門学校で約10年の講師経験あり。小型船舶操縦士免許2級、乗馬5級、普通自動二輪免許など趣味多し。

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